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パンダに罪はないが

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左のパンダ、テレビ愛知のブログまとめサイトのキャラクタなんです。
そうなんでしょうね。赤いし。でもこのあからさまに適当なノリにはちょっと面食らう。
うちはノンポリブログなんでレーニンに深い共感とか全然ないけどさ。

パロディってのは、対象のことを憎むなり愛するなり、何がしかの深い感情が土台になってこそだと思うのです。翻って…テレビ愛知の担当者とデザイナーは何か深い感情を持っていたのかな?ブログパンダ→プロパガンダ→社会主義→レーニン、ってテキトーに連想しただけじゃないかな?意志なきパロディは文化を騙る贋物ではないかな?

ちょっと腹が立ってハチャトゥリャーンの《レーニン追悼の頌歌》(1948)を聴きました。
ジダーノフ批判によって産み落とされたいくつかの作品のひとつ。この作曲家らしい仄暗いロマンティシズムがとても美しい。チェクナヴォリアン/アルメニア・フィルの録音で。
by Sonnenfleck | 2008-11-18 06:30 | 広大な海 | Comments(0)
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