on the air:『オーケストラの森―関西フィル』

c0060659_732675.jpg【2008年10月8日 ザ・シンフォニーホール】
●シャブリエ:歌劇《いやいやながらの王様》~〈ポーランドの祭り〉
●ショーソン:《詩曲》
→オーギュスタン・デュメイ(Vn)
●大澤壽人:交響曲第2番~第2、第3楽章
⇒飯守泰次郎/関西フィルハーモニー管弦楽団
(2008年11月30日/NHK教育テレビ)

聴くべきCDどもも、すべて段ボール箱の中。
腰を酷使する梱包作業で疲れ果てたのちにぼんやりと鑑賞したので、ぼんやりとした感想文を書いて置いておきます。

関西フィルはいまだに実演で聴いたことがないのですが、こうしてブラウン管を通して(っていう表現ももはや古いと思われたあなた、わが庵ではいまだに象のようなブラウン管テレビが健在なのですよ)聴くと、線は太くないけれども瀟洒できれいな響きのするオケだなあという印象を得る。当日はこれらの作品以外にラヴェルの《ツィガーヌ》もやったみたいですが、《詩曲》ではデュメイの気ままな曲捌きとも相まって、昼寝後のように心地よく気だるい気持ちにさせられます。

大澤の交響曲はたしかNaxosで出ていたように思うけどどうでしたかね。
ちょっと微熱のあるルーセルのところに若いころのプロコフィエフがお見舞いに来たような曲調で、最後のため息みたいな下行音型が脱力かわいい感じでした。木管がヒラヒラと飛び回って活躍する局面が多いですが、当該パートの基礎体力の高さが窺えます。弦も細かなアーティキュレーションを丁寧に再現していたように思う(飯守氏らしいカチカチとした造形がむしろいい方向に働いたのかも)。

それにしてもこのチラシの配色は。。
by Sonnenfleck | 2008-12-02 07:08 | on the air
<< おなかにやさしいクラシック。 終日モンポウ作業。 >>