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くるくるセンペkuる

くるくるセンペkuる_c0060659_13960.jpg【ASTREE/E8841】
<pavana │ the virgin harpsichord>
●バード、ブル、ギボンズ、ダウランド、モーリー、トムキンズ、ピアソン…
⇒スキップ・センペ(Virg/Cem)
  オリヴィエ・フォーティン(Cem)
  ピエール・アンタイ(Cem)

仕事帰りに上司に捕まって中華料理店に連れ込まれて、たらふく紹興酒を飲まされたあげく帰りの電車で寝過ごしてエライ目に遭い、それでもめげずに携帯で山尾さんの「仮テンポ」にアクセスしたら、本当にスキップ・センペがLFJのために来日することがわかりました。
建国記念の日のすみだで階段をダーっと駆け上がる山尾さん(たぶん)を拝見したのは、吉兆だったのかもしれぬ。
いやあマジかよ。ホントに来るのかよ。時に雷鳴のごとく鳴り響き、時に空気が澱みそうなくらいねっっっとりとする彼のチェンバロを、ついに生で体験するときが。不遜ながら当ブログ、日本語圏のブログの中ではセンペのことについて触れた回数が最も多いもののひとつと思っていますので、こうして彼にスポットライトが当たるのは素直に嬉しく思います。

このCDも魔術的な一枚。ヴァージナルってこういう鳴り方のする楽器なの?
センペのヴァージナルにフォーティンのフレミッシュ、アンタイ兄さんのイタリアンまで参加したトマス・モーリーの《蛙のガリアルド》、何が何だかわからない幻想世界ですね。
by Sonnenfleck | 2009-02-13 01:03 | パンケーキ(17) | Comments(4)
Commented by at.yamao at 2009-02-13 17:19 x
ええ、ここでコメントを付けたくて仕方ありませんでしたが、ようやく大声で叫ぶことができます。センペはリサイタルもストラヴァガンテとのコンサートもありますし、3日間フル参戦ですので会場内でバッタリなんていうこともあるんじゃないでしょうか。コンサートのホールは200席台のところなのでチケットのキープが大変そうですが、ご健闘を!
Commented by Sonnenfleck at 2009-02-14 00:27
>at.yamaoさん
1ヶ月待ちに待ちました!LFJ5年目にしてこれほどの興奮状態は初めてです。ホールでバッタリは十分あり得るでしょうねえ。あんまりここで語りに入ってしまうとチケット入手の面で逆に自分の首を絞めるんではないかという危惧もありまして、これから5月まではコソコソとエントリしようと思っています(笑)
Commented by at.yamao at 2009-02-18 14:50 x
別記事ですが開設4周年、おめでとうございます。
LFJですが、記者発表会のあとにいろいろと調整があって、センペとストラヴァガンテは4日と5日に公演を行うことになった模様です。センペのリサイタルが、回数減っていました。泣。
Commented by Sonnenfleck at 2009-02-18 22:44
>at.yamaoさん
ありがとうございます。これからもご指導ください◎
4日に新国マクベス夫人のチケットを買ってしまっている自分は、そうすると大幅にスケジュール練り直しになりそうです。センペが生で聴ける機会なんてそうはなさそうですからね。。去年は軍人たちでしたし、GWとLFJに新国が重たいオペラをぶつけるのは、何か理由あってのことなんでしょうかね(笑)
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