ささやか土曜日、ささやカッコウ

この二週間くらい毎日のように天候が優れなくて、鬱々としていました(今週は特に通勤時間帯の人身「事故」が多かったように感じましたが、このプレ菜種梅雨とまったく関わりがないとは思えない)。しかも折悪しく本業がマジな旬に突入してしまって、あんまり人間的でない毎日を送っています。エントリの質も量も低下中。

そんな中でこの土曜日は久しぶりに素直に晴れて、気温も低くないのです。
花粉症と無縁の自分としては、これは窓をババンと開けて掃除をしてやる好機でありますから、ついでに12月の引越し以来段ボール詰めだった書籍を整理したりして、BGMにガッティのコレッリを鳴らしながら気持ちのいい午前。

昼は昼で近所のラーメン屋に行ったら、これまで唯一納得できなかったパーツである煮卵が絶妙の加減に固まっていて感激。「ごちそうさま」と言って立ち上がったお客さんに、人の好いご主人が「いらっしゃいませ!」と声をかけてしまって照れる。店内もなんとなく温まる。

錦糸町に向かうために電車に乗り込んで、iPodに入れてあったディーリアスの《春はじめてのカッコウを聴いて》(マッケラス/ウェールズ・ナショナル・オペラ管)を聴く。各駅停車で、冬と春の間のうらうらとした日光が窓から差し込む。なんだか異様な幸福感に襲われる。ささやかではあるけれども、たぶんこれが音楽の力だ。
by Sonnenfleck | 2009-03-08 08:41 | 日記
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