そう かんけいないね

c0060659_15484098.jpg長い通勤時間、iPodで音楽を聴くのもアリですが、そのための精神力が確保できないときは携帯のゲームで遊んでいます。結局、新しいハードを買うほどでもない僕のようなウルトラライトなゲーマーには、携帯電話程度で十分ということだ。
で。
何気なくスクウェア・エニックスのサイトを覗きに行ったら、なんと初代「ロマンシング・サガ」が携帯用に移殖されてるじゃないですか!迷ったすえにダウンロードしてしまったヨ。

初代「ロマンシング・サガ」SFC時代の兇暴なゲーム・バランスは、その文脈で有名な女神転生シリーズにも決して引けを取りません。一般に温くなりすぎた言われる昨今のRPGとは次元が違うと思います。だいたい今回の携帯移殖に嬉しくなって飛びつく層というのは、何らかのノスタルジーをその点に感じているはずでして(少なくとも自分は絶対的にそうです)、上手にマーケティングされちゃったなあという感じですね。

ロマサガが素敵なのはシステムだけではなくて、その音楽にも理由が求められます。
すぎやまこういちは結構あからさまに泰西古典音楽からアイディアを借りてドラクエの音楽を作り上げるんですよね(最近《クープランの墓》の〈リゴードン〉中間部がまったくドラクエのフィールド音楽だということに気がつきました)。ま、それが好ましいんだけど。
いっぽうロマサガを担当した伊藤賢治という人は、元ネタの存在をほとんど窺わせないのにどこか懐かしげな音楽を作曲する術に長けているんですよ。男子の中にうずくまっている「少年」を捉える何かをシンプルに活かしつつ、感傷的なスパイスが控え目に振りかけてある、もうこれだけでごはん何杯かいけるというわけだ。

マクロに見たら劇付随音楽ですから、前半を伊藤賢治の組曲《ロマンシング・サガ》、後半にメンデルスゾーン《真夏の夜の夢》全曲で、心を沸き立たせるプログラムができますね。夏休みコンサートにいつまでも「未完成・運命・新世界」では情けないぞよ。
by Sonnenfleck | 2009-06-13 10:21 | 日記
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