「空飛ぶ聖座」墜つ

c0060659_16472236.jpg教皇ヨハネ=パウロ2世が、現地時間4月2日夜、亡くなりました。

自分は典型的日本人「仏教徒」。お盆はお墓参りしますし、クリスマスケーキを食べて一週間かそこらで初詣に行きます。ですから、ローマ=カトリック教徒にとって大切な人物である教皇の様子も、ただ歴史的な出来事としてここ半月ほど注視していました。
この方は朗誦のCDをソニークラシカルから出しておられて、そればかりが非常に印象に残っています。このCDの発売時に店頭で試聴したのが、僕と彼が最接近した瞬間でした。ご冥福を、はこの場合とっても不適切ですので…どうぞ安らかにお眠りください。

同様に不適切なのは「法王」という呼称です。カトリック中央協議会によると、ヴァチカン市国と日本政府が外交関係を樹立したさいのPapaの定訳が「法王」だったため、ローマ教皇庁が「法王庁大使館」という呼称で日本政府に申請、そのまま根付いてしまったらしいのです。「法王」は「仏法における長」を意味する言葉ですから、これは明らかな誤用。中学高校の歴史では「教皇」と教えているのに、マスコミに「法王」が定着しているのでなかなか広まりませんね。
by Sonnenfleck | 2005-04-03 17:25 | 日記
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