Googleトップページのロゴがレオナルド・ダ・ヴィンチ風になってました。今日4月15日はレオナルドの553回目の誕生日なんですねー。ゴッホの誕生日だった3月30日は彼独特の重厚な油彩風にアレンジされていたロゴですが、今回はいかにもレオナルドらしい木炭素描になってます。スマート。でもできたらピンクじゃなく灰色がよかったなあ。
レオナルドと同じ時期にフランソワ1世に呼ばれてフランスへ向かったのが、
ロッソ・フィオレンティーノ(1494-1540)。彼は美術史的には「マニエリスム」に位置づけられる画家であります。彼はフランソワ1世の命を受けてフォンテーヌブロー宮の改築に関わることで、フランスにマニエリスムを伝え、のちにフォンテーヌブロー派と呼ばれる画家グループの形成に影響を与えました。フォンテーヌブロー派の特徴はずばり
官能と言ってしまっていいと思います。右トップに無断で(笑)掲げてある天使の絵はそのロッソ・フィオレンティーノの作品(《奏楽天使》、1520、ウフィツィ美術館)なんですが、この懶惰な表情…いい。