2011年の1月3日に

皆さん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始のトピック。

1. マゼールのベートーヴェン@Ustream配信に驚く。
実家のPCが居間にあるため、チャンネル争いのすえエロイカの第2-3楽章だけ生中継が聴けました。お犬様散歩タイムさえなければ、是が非でも最後まで聴いていたかったよう。
すでに各方面で話題になってますが、いやはや、演奏が素晴らしいうえにライヴ配信について色々と考えさせられて、藝術に関心がある者にとってはまことに良い体験であった。と同時に、おいしいところをSFCに攫われる情けないビビに喝!

今回の配信によって、自分の中ではある種の壁が画期的に崩れたな。
たとえば都響とか新日の定期のライヴをストリーミングで受信できる権利があったとして、その値段が通常会員とあまり違わなかったとしても、僕はその「配信会員」になると思う。もちろん「配信会員」は聴き逃した定期をオンデマンドで受信することができる、というのが大前提だけどね。

月に一度、決まった曜日の決まった時間にコンサートホールに通うのって、たとえそれが週末のマチネであっても、リーマン稼業ではけっこう難しい。

今や各オケでは会員券の組み合わせを工夫したりして売り上げアップに腐心してるよね。努力しているのはよく伝わってくる。でも、もっと根本で大胆なことをしてもいいんじゃないのかと思うのよね。
すでにそれを達成しているBPOのDCH、おとぎ話みたいで僕はなんだか実感が湧かないんだけど、身近な(そしてしばしば聴くことができない)オケにはやっぱり強く好奇心をくすぐられる。いっそDCHのUIに負けない、ガラパゴスで超高機能な中継システムを構築しちゃえば。

2. 初夢に内田光子。
とても大切なものを奪われてしまったような気がするね(笑)
内田光子のマチネ、そのあとアルゲリッチのソワレにハシゴする、という極めて極めて世俗的な夢であった。しかもそのメインはコンサートではなく、会場から会場への移動手段にオレは工夫を凝らすぜオレは凄いぜ!という笑えない内容。

3. NHK「新日本風土記」のBGMに泣く。
今朝7時20分からNHK総合で放送されていた特別番組。
春の風に散る吉野山の桜。ここにマーラー。うむ。
マーラーの交響曲のいくつかの楽章に関して、特定の情景を思い浮かべながら聴くといういささか恥ずかしい習性があります。第5の〈アダージェット〉にはしっくりくるイメージがなくて、これまでなんとなく困っていたのですが、悲劇的なものを求めたからいかんかったのだな。これでもう大丈夫。

4. 『オリバー・ツイスト』が面白すぎる。
帰省の新幹線で読もうと思って携行した『オリバー・ツイスト』。170年前の小説のくせに、なんでこんなに面白いんだろう。テキトーな萌え絵でも挿絵に使って、語尾や改行や言い回しを整えれば、立派なラノベとして成立するよねこれ(オリバーの正体を女の子にするくらいの荒業が最後に求められるかもしれないが)。キャラ「で」楽しいうえに軽いなんてな。

+ + +

ともあれかくもあれ、今年も楽しいことが多そうだね。
by Sonnenfleck | 2011-01-03 21:48 | 日記
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