サントリーサマーフェスティバル2011|映像と音楽 - オートノミー(8/27)

【2011年8月27日(土)19:00~ サントリーホール小ホール<ブルーローズ>】
●久里洋二×一柳慧:G線上の悲劇(1969年)
 (35mmフィルム、カラー、モノラル)
●松本俊夫×湯浅譲二:オートノミー《自律性》(1972年)
 (16mmフィルム、カラー、モノラル)
●加藤到×藤枝守:ゴーランド(1981年)(16mmフィルム、カラー)
 :フォーリング・スケールNo.2(1975/2011年)改訂初演
●中村滋延:《ラメント(哀歌)》
 ソプラノとコンピューター音響・ビデオのための(2008/11年)改訂初演
●マン・レイ×望月京:理性への回帰(1923年)
 (35mmサイレントフィルム、白黒)
 :理性の迷宮 無声映画のための音楽(2007年)音楽・日本初演
●山口智也×藤倉大:フルイド・カリグラフィー ヴァイオリンとライブビデオのための(2010年)映像・日本初公開、音楽・日本初演
●飯村隆彦×鈴木治行:フィルム・ストリップスII-生演奏版 DVD「目には目を、耳には耳を」より(1966-70年制作、2011年作曲)(DVCAM、白黒)音楽・世界初演

→有馬純寿(音響)
⇒佐藤紀雄(Cond)、砂原悟(Pf)、持松朋世(S)、花田和加子(Vn)
 アンサンブル・ノマド


玉石混淆の感がすごい。箇条書きですんませんが感想文を。

●G線上の悲劇
 ・デトックスすると2355になります。
 ・キモカワ系または切断面フェチ。
●オートノミー《自律性》
 ・この日はこれがいちばん好かった。
 ・砂浜に寄せる波をエキセントリックなカラーで処理。
 ・この作品は映像も音楽も単独で存在しうるような気がするのだ。
 ・湯浅さん好きかも。
●ゴーランド
 ・下行音型がぐるぐる回っているので、螺旋階段のようである。
 ・気分も沈みゆく。んでちょっと飽きる。
●《ラメント(哀歌)》
 ・音と画を同一人物が行なう、今回唯一のセルフコラボだったのに。
 ・音も画もどちらも、鳥肌が立つくらいチープ。
 ・SFC時代のFFが20年前に通過してんだろこんなの。
●理性への回帰×理性の迷宮
 ・《瀧の白糸》で魅せた望月サウンドがここでも。
 ・なんというか、、やっぱり肉感的であり蠱惑的である。
 ・リムスキー=コルサコフが167歳で生きてたらこんな音楽を書いたかも。
 ・そんなこと言ったら望月さんは怒るかもしれない。すみません。
●フルイド・カリグラフィー
 ・予想に反し、ヴァイオリンの演奏にインタラクティブに呼応してない。
 ・禁欲的方角に向かってゴー。
●フィルム・ストリップスII
 ・目がちかちかしました。

現代アート系の人たちはどう視たのかな(現代アート系の人たちはどれくらいいたのか)。僕はいろいろ考えたすえ「音楽が独立して存在しうるかどうか」を軸にして臨んだが、その切り口では、湯浅・望月のワンツーフィニッシュだったと思うよ。

おしまい。
by Sonnenfleck | 2011-09-09 22:21 | 演奏会聴き語り
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