新宿御苑、そしてオリエントの時を思う。

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勤労感謝の日、生まれて初めて新宿御苑を訪れた。予想以上に広い場所であった。

紅葉は盛りの始まり。フランス式整形庭園のバラ花壇は、ちょうど見頃から終わりの始まりといったところ。プレイボーイという名前のバラの隣にセクシーレキシー(だったかな?)というバラが植わっていて愉快。しかしプレイガールという名のバラもあって、そちらは遠くからプレイボーイたちを狙っていた。
プラタナス並木はちょっと日本とは思えない存在感。

イギリス風景式庭園の芝生に座って、走って遊んで、晴れやか。

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その後、代々木の隠れた名店「Bistro ひつじや」に意気揚々と乗り込むと、満席。あのお店の名物でもある濃い南アジア系の店員さんたち数人に「今日予約デイッパイ、トテモゴメンネ」と言われてしまい、しばし途方に暮れる。

折しも雨が降り出して、たいへんまずい状況のところ、すぐそばに「オリエント」というトルコ料理屋さんがあるのがわかり、一か八かで向かうことに。

店舗は古めかしいビルのさらに奥まったところにあり、非常に怪しげな雰囲気。先客なし。お店のトルコ人のおじさん(HPの記述から想像するに彼がオーナーだったんだろう)も最初は「客かよ」みたいなあしらいで悲しかったが、ラク(あの、水で割ると白く濁るトルコの蒸留酒です)をオーダーしてぐいぐい飲んでいるうちにすっかりトルコサイコー!な気持ちになってしまった。

前菜の盛り合わせを頼むと、自家製ヨーグルトに、ひよこ豆のペースト、いもペースト、トマトペースト、と不定形のものばかりで可笑しい。全般に香辛料が強く、味の輪郭がかなりくっきりしていて、はっきり言って酒が進むんである。パンは焼きたてでどっしりとした噛みごたえ、ケバブも美味い。

結局、最後まで僕たち以外にお客さんが現れず、おじさん(オーナー)たちも途中から離れたテーブルで飲み交わしはじめ、なんとも言えない緩い雰囲気と暗い照明に豊かな情緒あり。帰りはラクが効き始め、もったりとした不定形の眠気が襲う。

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この日は休演だったけど、このお店、週のうち四日はベリーダンスショーがあるらしいんですよ。上述したように、自ら給仕してくれるオーナー氏が飾らない雰囲気なので、日本の固い飲食店の常識は通用しない。ネット上の評価が完全に二極化しているのもよくわかります。僕はかなり楽しかったけどねー。
by Sonnenfleck | 2011-11-28 23:55 | 絵日記
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