「ブラボー」私たちが許可します―歌舞伎の大向こう、クラシック音楽進出へ

「ブラボー」私たちが許可します―歌舞伎の大向こう、クラシック音楽進出へ(asali.com/4月1日)

「成田屋!」「音羽屋!」「三代目!」―歌舞伎の掛け声で知られる大向こう組織が、クラシック音楽への進出を検討していることが明らかになった。

大向こうとは、歌舞伎の公演中に特徴的な掛け声を発することに特化した自主運営組織。現在、劇場公認としては東京だけで3団体、大阪には1団体が活動を行なっており、「大向こうを唸らせる」という表現のもととなった半玄人集団だ。
掛け声を発するのに大向こう組織に属する義務はないが、歌舞伎では下手な掛け声は不粋であり、大向こうが取り仕切る掛け声は歌舞伎の上演に不可欠な要素として知られる。

今回、大向こう組織がクラシック音楽への進出を検討している背景には、クラシック音楽の演奏会やオペラでの、無節操なブラボーの氾濫やフライング拍手の横行があると見られ、それらを円満に根絶したい音楽事務所やホールの関与を指摘する声も上がっている。

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ある大向こう組織は、取材に対し「なんでぇありゃあ。タイミングも考えずに叫びやがって篦棒め。あんなんじゃあ粋のいの字もありゃしねぇ。俺たちが変えてやらぁ」と息巻く。

しかしすでに同様の活動を行なっているNPO法人「トウキョウ・ブラボー・サービス」や「オオサカ・ブラボー・サービス」は、「木戸御免(=入場無料)が目当てなのでは」「笑里たんに『二代目!』とか叫んだら怒るよwwwコポォ」などと話しており、早くも新旧組織間での抗争勃発が危ぶまれている。

劇場での示威行為に詳しい専門家は、取材に対し「○シュケ○ージさんが指揮者で登場したらみんなで『待ってました!』って言おうぜ」と話す。伝統と格式のクラシック音楽の現場も時代とともに変化しそうだ。

by Sonnenfleck | 2013-04-01 06:01 | 日記
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