のだめ、13巻発売されましたね!羽田の丸善で買っちゃいました。未読の方のためにネタバレは控えますが、一個だけ。
のだめが仲間たちとPfトリオに挑戦することになります。まあ普通ならベートーヴェンとかブラームスとかチャイコに考えが行くじゃないですか(んで、もしやショスタコっ?と)。でもさすが二ノ宮さんは違う。
プーランクのOb+Fg+Pfのトリオを出してきましたよ(@o@)
いやあ、、この曲大好きなんです。よく見つけてきたわ〜。若書きの作品のせいか(…Fgの独特のキャラクタのせいか?)けっこうコミカルな様子で、「おふざけ3割/苦み7割」が魅力のプーランク室内楽の中ではちょっと異色の作品なんですが、爽快で活発な雰囲気はのだめの世界にぴったりっす。
RCAがプーランク生誕100年を記念し、若いフランス人音楽家を集めて録音させた室内楽全集。その中に収められたフランソワ・ルルー+ジルベール・オダン+エリック・ル・サージュの演奏しか聴いたことがないですが、彼らの鋭いリズムと色彩感覚にはいつも感心しています。含蓄あふれる温かな演奏もいいけど、クールでドライで酸味のきいた演奏もいい。いま品切れ中のようですけれど、店頭で見つけたらぜひ入手されることをオススメします◎
自己リンク。
晴読雨読:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』