レコ芸を買う(スプラッタ)

c0060659_2014350.jpg時間が空いたので、まだ手に入れていなかった来年の手帳を探しに銀座の伊東屋へ行ってきました。
いままで無駄の多い手帳を使っていたので、新しく買ったのはMOLESKINEのWeekly Diary Pocket。9×14cmの真っ黒な外皮に、味も素っ気もない罫線とクラシックな段組。その他には本当に何も附いていない。ウェーベルンみたいな手帳ですが、日本メーカーの同系統の品と決定的に違うのは装丁が非常にしっかりしてて安っぽくないところですね。これから手になじんでいくんだろうなあと想像する、この毎年の楽しみ。

続いて山野楽器へ。
買い忘れていたジョヴァンニ・アントニーニ/バーゼル室内管のベト1&2(OEHMS CLASSICS)を発見、捕獲。「あの」イル・ジャルディーノ・アルモニコのリーダーが「まさかの」モダンオケ接近なので、おそらくとんでもないことになっていると思います。昨日FMでタイマー録音したサヴァリッシュ/ウィーン響のベト7ライヴの厚みと巨大さには少なからず驚きましたが(説得されてしまった感じ)、古楽好きとしては大注目の新録音。

ついでに『レコード芸術』1月号を購入です。毎年1月号に附いてくる「レコードイヤーブック」のためだけに12冊にいっぺん惰性で買っていますが、老人親睦会「月評」の浮き具合がますます甚だしくなっているのには笑わされます。藤田某センセはいいかげん字数稼ぎをお止しになったらいかが?たぶんばれてるよ?
宇野功芳の独自枠「志木折々」も相変わらず健在だったのですが、そこで一番ビックリしたのは、彼が「珍しくレコード店に出かけたら、輸入盤のコーナーにバルシャイ指揮のショスタコーヴィチの交響曲全集というアルバムを見つけ、すぐに買い求めた。(中略)悪かろうはずがない」と書いていたこと。...そうか...「交響曲」の月評子なのに...数年前あんなにも話題になった旧譜を把握してないんだね...ネットとレコ芸の温度差をビリビリ感じます。
あと、「それにしてもなんと凄まじい音楽をショスタコーヴィチは書いたことだろうか。ピッコロが絶叫し、ティンパニが恐怖を伝える。これは怒りなのか、怯えなのか。彼のハラワタは裂けて体外に飛び出している」の記述。

コーヒー吹きました。精神的ブラクラだ。しかも自動詞。
by Sonnenfleck | 2005-12-21 20:06 | 日記
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