on the air:アンサンブル・ゼフィロ来日公演'05/ニルソン死去

【2005年1月28日(金) 王子ホール】
●モーツァルト/ベルナルディーニ:《フィガロの結婚》(ハルモニームジーク版)
 1.序曲 2.「三尺、四尺、五尺」 3.「もし踊りをなさりたければ」
 4.「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 5.「愛の神よ、照覧あれ」 
 6.「そよ風に」 7.「やあ、花嫁の行列だ」
●モーツァルト:セレナード変ロ長調 K. 361 《グラン・パルティータ》
○アンコール モーツァルト/ベルナルディ-ニ:《ドン・ジョヴァンニ》から「お手をどうぞ」

早く帰宅できたので、コーヒーを淹れてNHK-FM鑑賞。去年1月のアンサンブル・ゼフィロ来日公演の様子がやーっとこさ放送されました。僕はこの王子ホール公演の前日、1月27日に行われた日本モーツァルト協会の「設立50周年記念例会」を聴いてます。

(*モーツァルト協会の例会は原則会員のみの催しですけど、臨時会員券4500円を買うと一般人も聴くことができます。例会は意外に古楽率が高いのが面白いところで、確か一昨年はゼフィロのメンバーでもあるロレンツォ・コッポラとクイケン四重奏団がCl五重奏曲をやってたし、今年はスダーン/モーツァルテウムオケ、武久源造/コンヴェルスム・ムジクム、寺神戸亮/レ・ボレアードなんかが予定に入ってるみたいです。)

《グラン・パルティータ》は僕が聴いたものより格段に楽器のコンディションがよくて(やっぱ吹奏系古楽器は難しそう←ナチュラルホルン!)、スピーカーの前で聴きほれてしまいました。今や古楽アンサンブルも右翼から左翼までずらり揃い踏み状態ですが、彼らのように鼻につくような派手な表情づけがないのもまたひとつの道、優美で理知的で、でも真面目すぎない。例の天国的なアダージョもベルナルディーニのObソロ@微糖がきわめて好ましいですが、この演奏で何よりも感激したのは冒頭の荘重なラルゴからアレグロになって駆け出すところ。何層も重なった薄いパイ生地をさくさくと噛みしめていくような気持ちよさです。

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ビルギット・ニルソン死去とのこと。合掌。
歌手は引退してからが長いから、なんだかものすごく大昔の人のように思ってしまってましたが…今夜はベームの《黄昏》聴こうかな。。
by Sonnenfleck | 2006-01-12 20:59 | on the air
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