preludeさんのところで事前にチェックしていたおかげで、トラーゼの
「スーパーピアノレッスン:プロコ第7ソナタ」第4回を逃さず見ることができました◎
最終回では、ついに第3楽章が取り上げられました。...いやあ...
すでにレッスン番組ではない。ものすごいリサイタルを見せられた気分ですよ。彼は
「複雑なところほどクリアに」という言葉を使っていたのだけれど、ペダルの使用を厳に戒めて音の濁りを避けることで常に明晰な響きを追求してて、非常に説得力がある。あんな最強@汗だくの「模範」演奏を聴かされちゃったら、よーし晩ごはん食べたらお父さんも弾いてみちゃおうかなっ!なんていう気にはならないだろう。
それに彼はこの作品が「合奏」であることに神経を使っていて、「ここは三人のTb!ここはTp!それからテューバ!ブルブルrrrrr!」とか「ここで4頭の馬が立ち上がる!」とか、大変わかりやすく解説してくれるのですが、だんだん興奮してきて、その後も鼻歌は歌うわ、ロシア語に戻るわ。生徒さんが「私はこう弾きたいんですが、、」と反抗すると「...いいでしょう、気にせずやりなさいっ。」とちょっとばかし不満そうなトラーゼ先生ラブリー。
*「スーパーピアノレッスン:プロコ第7ソナタ」
第1回。