広上淳一/都響のマラ4とか、モスクワ・ユーゴザーパド劇場の《巨匠とマルガリータ》とか、書きたいことは溜まっています。。が、終わりの見えない荷造りの合間に、今後の当ブログの行く末を物語る?ようにして「今日の一枚」的短信。
「パリのヤンキー」こと
ジョージ・アンタイル(1900-1959)の未来派騒音系音楽
《バレエ・メカニック》が突然聴きたくなって取り出してみました。
このスポールディング/フィラデルフィア・ヴィルトゥオーソ室内管の演奏で聴かれるのは、お上品な筐体花柄プリントのメカであります。リズムの角はことごとく丸っこいし、プロペラ音はほとんど聞こえないし、シロフォンなんかあまりに可憐なのでつい微笑んでしまいますね。でもこれはこれで
年寄り子どもに優しい家庭用ロボといった感じで、その嘘くささはなかなか魅力的です。「高スペック(*おしゃべり機能は搭載しておりませんので別途お買い求めください)」のアンサンブル・モデルン盤とは正反対。
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全然関係ないですが、こんな記事に仰天。
「メイド交響楽団」が登場(ITmediaニュース)
ネコミミにメイド服で演奏するんですって。うへぇ。メイドさん萌えブームはついにこんな僻地にまで押し寄せてきたのか。略称はTMSO、、ってことでどう見ても都響と一緒ですよ?