『トリスタンとイゾルデ』試写会(記憶の彼方ver.)

c0060659_2383373.jpgショスタコ漬けの一週間でしたが、いい加減お仕舞いにします。

さて10月下旬公開予定の映画『トリスタンとイゾルデ』ですが、そろそろ試写会も増えてブログ界隈でも盛り上がってくるころでしょうか。
言わずと知れたワーグナーのアレと同じ題名を持ってるだけで強力なクラヲタ誘引作用があるのに、加えてiioさんがCLASSICA - What's New!のトップにバナーを張っておられるので、クラファン的にはすでに宣伝効果200%超ですよね。

しかし日本版公式サイトは甘甘で滅菌消毒済みのデザイン(笑) 僕が試写会で受けた印象に近いのは、むしろ英語版公式サイトのほうなんですよ。
爽快な風が吹き抜けるような日本版公式サイトの画像とは裏腹に、その実態は制作総指揮のリドリー・スコットの趣味がよく滲み出ていて…つまりわりあいにダークで過酷でエロい。日本版公式サイトを見て「あら素敵だわっ」とか思って出かけたオバサマを沈黙させるには十分なくらいです。



◆まずワーグナーの音楽は全然登場しません。もちろんストーリーもワーグナーとは少し異なるので、そっちを意識して先読みしていくとむしろ混乱します。クラヲタな諸氏は下手に楽劇《トリスタンとイゾルデ》を意識しないほうがいいですね。
◆というかそもそも恋愛映画だと思わないほうがよいと思います。「恋愛映画っぽい」大規模なカタルシスが得られるわけじゃないですし(むしろ地味め?)、日本版公式サイトは宣伝する方向を間違えてますよ。オッサン層にもっとアピールしないと。
◆というのは、美術・衣装の美しさ、及び「それらしさ」のレベルが高いからなんですね。ストーリーの暗さ重さ、合戦シーン(かなり多い!)の「リアルな汚さ」と相まって、十分な大河ドラマ的荘重さがあります。最新鋭のいいヨーロッパ映画という感じ。僕は好きです。
◆あとやっぱり、マルケ王(´;ω;`)ブワッ

10月21日(土)より全国ロードショー。
by Sonnenfleck | 2006-09-27 00:02 | 日記
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