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のだめカンタービレ最終回【P席...】

【2006年12月25日(月)21:00~22:09 東海テレビ】

20時58分くらいからベト7に合わせて東海地方の天気予報が流れる。3ヶ月前の第1話放送時、ドキドキしながらチャンネルを合わせたところでベト7が流れ出したときは心から感激したものでしたが、今ではすっかり「はいはいベト7ね」と増長。テレビにクラシックが氾濫してるのが当然と思うようになっちゃってるんですね。これは恐るべき陰謀だ。
そんなわけで、月9放送終了とともに来週からはまた社会の日陰者に戻ります。そうだよクラヲタなんて阿漕な趣味だったじゃないか…。

土手上のツンデレ
僕は抱擁@土手のシーンがラストを飾ると思い込んでいたので、開始20分弱でこの場面になったのは意外でした。この「敗走→野田一家→のだめ復活→山場」という流れ、原作では思いのほか台詞が少なく、音楽もシューベルトだけに刈り込まれ、空気に独特の透明感があるのですが、ドラマ脚本では児童用リライトのように小奇麗に演出されてしまったのが少し残念。こういうときは泰西古典名曲のBGMが憎らしくなります。
それでも、いい雰囲気を遮ってのだめ父登場とか、普通のラブコメとしては十分すぎるくらいの高品質を保ってたとは思いますけどね。ちょっぴり感動してしまった自分が悔しい(笑)

今週の高橋くん
真澄ちゃんに縛り上げられながら見せた悦楽の表情に…ホンモノを見た。

サントリーホール
R☆Sオケのサントリー公演。シュトレーゼマンが正面入り口前の「金のかまぼこ」を横切るのを見て、あーマジであそこでロケを張ったのかと感慨もひとしおです。
1曲目のサラサーテから朝比奈に飛ぶような太いブラヴォが何本も聴こえてきたのは笑っちゃいましたが、役者さんたち、わけても玉木宏の指揮マネが本当に巧くなっていたので…斜に構えてもなお見ごたえのあるカットになってましたよ。初めのころ4拍子を律儀に振るだけの様子を見て落胆させられたのがウソみたいな。

今週のクラヲタポイント
・コンサートで頭を揺らしたり指揮マネをすると、いっせいに睨まれますので要注意(復習)
1月から始まるアニメ版の感想文なんか書き始めた日には、クラヲタとアニヲタの二重苦が確定です。でも結局月9は全話レビューしちゃったし、もはや毒も食らわば皿までか。。

11週間、おつきあいありがとうございました。とりあえずこれにて終演。
by Sonnenfleck | 2006-12-26 20:18 | on the air | Comments(6)
Commented by snow_drop at 2006-12-26 21:42 x
とうとう終わってしまいましたね〜
11週にわたるレビューお疲れさまでした。
私も見慣れたアーク広場や通い慣れたサントリーホールが映って感激! ドラマがますます身近に感じられました。(^^)
パイプオルガンの両側にさがっていたR☆Sオケのフラッグ上部の「響」が妙に目立ってましたね。スポンサーだったのかな?
Commented by Sonnenfleck at 2006-12-26 22:53
>snow_dropさん
連ドラを真面目に見続けたのっていつ以来なのか…というクラシック好きのブロガーさんたちの声をよく目にしましたが、気がつけば私もちゃんと毎週見てしまいました(いくつかはビデオに録って)。。
「スポンサー:サントリー?」についてはドラマの合間のCM「黒烏龍茶」からいろいろ想像されてたようですね。サントリーホールにとってはまったくこれ以上ない宣伝になったことでしょう(笑)
Commented by kaorinishina at 2006-12-26 23:21 x
はい。まさしく!!サントリーホール、いつか行くぞ~と意気込む者がここに1名おります(笑)。
自分の感じたことは果たして○か△か×かと、
音楽的センスに全然自信のない私は、毎回こちらの記事をまだかまだかと楽しみにしていました。
玉木千秋先輩の指揮の上達ぶりはいろんな方々に認められているようなので、私の感じたことと同じで良かった~、と嬉しいです。
ドラマが終わっても、これからも自分なりにクラシック音楽に親しんでいきたいと思います。
これからも拝見させていただきます。

Commented by Sonnenfleck at 2006-12-27 21:46
>kaorinishinaさん
第1話の感想文を書く前、クラシックのオタクとしての責任を持って(?)ヘソマガリな態度で臨もうと心に誓ったのですが、結果的にいかにも嫌味な文章が11個も積み重なってしまって…自分でも呆れています。。
ドラマが終わった後、それこそが肝心なのだと思います。もし「たまにドラマの雰囲気を思い出したいから」という理由であったとしても、カラヤンでもクライバーでもいい、ベートーヴェンの第7のCDが一枚売れたとすれば、いちクラシックファンとしてこれ以上嬉しいことはないです。なんだかんだ言っても、フジテレビにはいくら感謝してもしきれないくらいの恩ができてしまった気がしますね。。
Commented by Honey at 2006-12-31 23:18 x
今年もいろいろ楽しませていただき、
本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、良い新年をお迎え下さいませ。
Commented by Sonnenfleck at 2007-01-01 00:03
>Honeyさん
時刻的には…新年あけましておめでとうございます!
こちらこそ旧年中は暖かいコメントをたくさんいただき、大変感謝しております◎今年もHoneyさんにとってよい一年となりますように。
本年もよろしくお願いいたします!
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