謹賀新年/誰もメータを信じない

あけましておめでとうございます。
今年も皆さまにとってよい年となりますように。

聴き初めはブリュッヘンのLP。音源自体は何度も再発売された由緒正しい演奏ですが、テレフンケンのロゴに串田孫一のエッセイが附いたLPも風情があってよい。何度も聴いたはずの《ラ・フォリア》が気持ちよく響いてくる安らかな元旦でありました。ビルスマ巧えなあ。。

夜、親戚の集まる宴会がはけて、VPOのニューイヤーコンサートを途中から視聴。
メータはもっと信じられてもいい指揮者だと思う。このまえNHKFMで聴いたメータのブルックナーは、母親の味噌汁みたいな調和がすべてを包み込む最強の「温演」だったんです。そういう願望を持つクラヲタにとって、彼は残された最後の砦じゃないだろうか。。

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さて、勝手に応援しているピアニスト・佐藤卓史の公式ウェブサイトでは、新春特別企画として期間限定でライブクリップを大量配信中です。
グリーグ、エルガー、シベリウスは期待通りとしても、生誕150周年のセシル・シャミナードや没後50周年のコルンゴルトの小品が確かな演奏で聴けるチャンスは、ウェブ上でも限られておりましょう。彼らしい太くて円やかなピアノが実に心地よいです。接続推薦。
by Sonnenfleck | 2007-01-01 23:48 | 日記
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