愛知県医師会交響楽団 第25回定期

c0060659_6501522.jpg【2007年2月4日(日)16:00~ 名古屋市民会館】
●ベートーヴェン:《コリオラン》序曲 op.62
●ラロ:《スペイン交響曲》op.21
→川田知子(Vn)
●ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
 ○アンコール 同:《ハンガリー舞曲集》~第1番ト短調
⇒渡邊一正/愛知県医師会交響楽団


職場の人から招待券をいただいたので出かけてきました。
なかなか独特のアマオケさんです。皆さん持ってる楽器が高そうだし、指揮者もVnソリストも有名な人を呼んでるし。練習中にベートーヴェンの耳疾について喧々諤々の大論争とか…ないだろうな(笑) 演奏の前に、医師会のお偉いさんによるご挨拶。
―アマオケの感想文を書くのはすごく苦手なので手短に。。(予防線)

最初の《コリオラン》序曲は緊張もあってか、表情がちょっと平板で残念。
おそらく練習の賜物でせっかく輪郭がきれいに揃っているのだから、その揃った輪郭そのままに柔軟なデュナーミクへ冒険してみるのもアリだったかもしれません。

続く《スペイン交響曲》はソロの川田さんにブラヴァ。上品な美しさの漂う極細の音と歌い回しでサバサバと弾き進めていくのだけど、そのぶんちょっとした弾き崩しがチラッと聞こえたりすると極端にエロティックです。。
ただしオケは1曲目よりさらに律儀で、、あえて言えば萎縮してる感じでした。ソロに合わせるのに気を遣いすぎというか…。第1楽章で木管が思い切り前に出てきたのは面白かったけど、第5楽章の冒頭なんかはリズムが崩れてヒヤリ。確かにあそこは難しそうだ。

休憩後、ブラームスの交響曲第1番は第2・第3楽章がよかったです。
全体を通して指揮者の渡邊氏(生を聴くのはこれが初めてか)がかなり速めのテンポを設定していたので、オケの皆さん的にはさぞ大変だったかと思います。確かに一部管楽器が崩れたり、低弦の小回りがきかなかったりというのはあったけど、第2楽章最初のObソロ後に内声が刻むシンコペなんかとても美しくきまっていたし、第3楽章のClソロの歌い回しもプロ顔負け。ブラームスの命であるシンコペを必死で保とうと指揮者についていくトゥッティの様子が大変熱かったのは間違いないです。。
by Sonnenfleck | 2007-02-06 06:51 | 演奏会聴き語り
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