オルガンプロムナードコンサート@豊田市コンサートホール

【2007年2月24日(土)12:00~ 豊田市コンサートホール】
c0060659_19502738.jpg●バッハ:《トッカータとフーガ》ニ短調 BWV.565
●リスト:《バッハの名による前奏曲とフーガ》
  ○アンコール バッハ:《パストラーレ》ヘ長調 BWV.590
              同:《幻想曲》 BWV不明
→ユルゲン・ヴォルフ(Org)、椎名雄一郎(解説)


名古屋地区最高の呼び声高い豊田市コンサートホール。初体験してきました。
キャパ1000席のこのホールは、同じく1600席の東京オペラシティよりも巨大なオルガンを持っています。楽器の性能に意匠の良さも加えるなら、オペラシティやみなとみらいのオルガンは敵ではないだろうなあ。それを生かさない手はないですから、ほぼ月に1回くらいの割合で休日の昼に100円コンサートを開催してくれてるんですね。

今回のオルガニストは、ライプツィヒの聖ニコライ教会のカントルであるユルゲン・ヴォルフ。
解説の椎名氏も言っていたけど、バッハの遠い後輩にあたるわけです。
(*聖トマス教会のカントルだったバッハは、同時に聖ニコライの監督もしていたらしい)

《トッカータとフーガ》ニ短調は冒頭のパッセージに派手な装飾を付けたり、極端な緩急を志向したり、かなり劇的な造形でした。
…しかしなぜか…YouTubeにこの人の演奏がUPされている(1/22/2)。。どうも自分のとこのオルガンを弾いてるみたいでして、今日の演奏もまさにこういう感じ。オルガンってあまり聴かないのでよくわからないんですが、これっていわゆる「爆演」ってやつなんでしょうか?

こういう演奏を聴いてちょっとドギマギしているところへ、リストの《バッハの名による前奏曲とフーガ》。生で聴くのは実は初めてなんですが、すげーカッコイイですねえ。
何度も大音量で炸裂する「BACH」主題の半音階に、ちょっとした畏怖の念を抱くのは簡単なんです。でも低音からじっくりと登りつめていくフーガの冒頭、ここはオルガンの神秘性をこれ幸いと最大限に利用したリストの作戦勝ちですね。演奏効果抜群なわけで。

アンコールの平和な《パストラーレ》では、オルガンの上部に取り付けられた☆が演奏に合わせてクルクルと回転する楽しい趣向も。おっかないリストとの落差に微笑んでしまいます。
ホールの特性については保留ですかねえ。オルガンじゃよくわかりません。

+ + +

さて「入場料100円」には裏があって、未就学児入場可だったんです。このコンサート。
キャパ1000席のホールでオルガンですから、けっこうな轟音なんですよ。
そりゃ年端も行かない子どもは泣くわなあ。。
次回4月1日公演のゲストオルガニストは大塚直哉さんなのでぜひ聴きに行きたいのだけども、迷いどころではあります。。100円で45分間のイライラを買うのか。
by Sonnenfleck | 2007-02-24 20:19 | 演奏会聴き語り
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