宗次を褒めそやす(局所的に)

c0060659_947928.gif宗次ホールでいいなあと思うところ。

ホワイエではコーヒーが300円(良心的)、カレーは売ってませんでしたが、売り子のマダムの客さばきがあまりにも華麗だったので仰天。不慣れなバイト君や冷たいお姉さんじゃあの味は出ないであります。ココイチのやり手が引き抜かれてきたりしてるのかなあ。

ホール内に足を踏み入れると、ざらついた感触の黒い床が広がってます。石の床って珍しいですよね(絨毯敷きのホールが多いのって音響上の理由なのか、それとも聴衆ノイズ低減のためなのか)。しかも鏡面加工じゃなく、自然の風合いを残す粗い表面仕上げなのでかっこええです。内装の白い壁とお互いによく映えてすっきりした印象。暖色系の光に包まれがちな普通のホールインテリアとは一線を画していると思う。

いっぽう、床面と同じ黒でまとめた客席シートには肌触りのいい起毛の生地が使われていて、足をゆったりと伸ばすことができる座席配置とともに、ちょっとラグジュアリーな雰囲気。もうちょっと座席を詰めれば収容人数を増やせたと思うけど、それをしなかったのは素晴らしい戦略だと思われます。

極めつけはトイレの美しさ。やっぱり食べ物を扱った人のこだわりは一味違う(笑)
いろんなホールのいろんなトイレを体験しましたけど、この宗次ホールほど豪奢で陰翳のあるトイレは知らないです。全面的に重みのある色の木材が使用されており、とにかく必要最小限の暗い光源に照らされることで、ほんの少しの緊張感を伴ったリラックスが…(以下尾篭)。
by Sonnenfleck | 2007-08-04 10:24 | 日記
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