定期的にミクラシックの佳作を整理して紹介していきます。
発売から3ヵ月半が経過し、確実に洗練の度を増してってますよ。うん。
相変わらずニコニコ動画ばかりなので申し訳ないんですけど、誰でも見られるYouTubeのほうにはあんまりいい作品が流れてません(UPされていてもニコニコからの転載)。
■
初音ミクにドイツ語で歌ってもらいました(BACHのデュエット)(ニコ動)
まずは対抗馬として、
カンタータ第78番《イエスよ、汝はわが魂を》BWV78から第2曲アリア。ソプラノとアルトの有名な二重唱です。伴奏は通奏低音のみ。
うp主さんは「発音は適当」と謙遜してるけど、かなりうまい。
■
初音ミク J.S.バッハ カンタータ第80番『われらが神は堅き砦』BWV80 (1)(ニコ動)
次に、本命。
カンタータ第80番《われらが神は堅き砦》BWV80から冒頭合唱。
実はこれ、今まで聴いた「初音ミク」ドイツ語歌唱の中で、
最もドイツ語らしいのです。
このクリップの登場により、はっきり言って、これまでのドイツ語ミクラシックは相対的にお遊びのレベルまで堕してしまったかなと思う。本気すぎる。素晴らしい。
冒頭の「Burg」と「unser」が見事に処理されてるのを聴いてゾッとし、中間部でちゃんと発音されてる「böse」で昇天しました(「Rüstung」だけちょいと残念)。伴奏はオルガンのみ。やっぱりプログラマの腕とセンス次第なんだなあ。。
誰かが「初音ミヒ」ってコメントを入れていた。そのとおりだ。