名古屋フィル 第344回定演

【2008年2月9日(土)16:00~ 第344回定期/愛知県芸術劇場】
<パガニーニへのオマージュ>
●ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲 op.26
●リスト:交響詩《前奏曲》
●ベルリオーズ:交響曲《イタリアのハロルド》 op.16
→清水直子(Va)
⇒円光寺雅彦/名古屋フィルハーモニー交響楽団


というわけで、雪の降るなか栄に行ってきました。
客席がガラガラだったのは雪のせいか、はたまた渋いプログラムのせいか。
ともかく今回のプログラムは、ロマン派をあんまり聴かない僕にとってはあまりにもアウェーであり、ろくに聴いたこともない作品ばかりなので、超手抜き感想にてご勘弁ください。

●ブラッハー
今ではお子さんのほうが有名かもしれないボリス・ブラッハー。
パガニーニのカプリース第24番の最初の主題をコンマスがソロで弾いたあと、オケが変奏していく―プログラムノートの書き手氏によれば「単純な構成」らしいですが、僕にはこの曲を単純と言い切る勇気はありません。どうやら非常に渋いモゴモゴとした揺らぎがあちこちに用意してあって、一筋縄では行かぬ。「ジャズ風」とされるリズムのキレも、少なくともこの演奏ではまったく聴き取れなかったです。もともとこういう曲なのかもしれないなあ。

●リスト
…は寝落ち。この一週間はよく働いた。

●ベルリオーズ
清水さんのヴィオラを聴くのは、2004年7月の青葉台・フィリアホール以来。
あのとき安永氏と組んだマルティヌーの《VnとVaのための3つのマドリガル》を聴いて、あまりの艶めかしさに仰天した覚えがあります。彼女は今回も非常に艶めかしい音で僕たちを魅了しました。トゥッティを突き抜けて飛んでくる大音量…というわけではない。でも聴こえる音は柔らかく、それでいて都会的にクールで、ゾクゾクする。
オケのほうはかなり慎重に音量と圧力がコントロールされており、好感を持ちました。
でもこれ、やっぱり変な曲だよなあ。。

ところで2月9日の午後は、豊田にバシュメット、名古屋に清水直子と、Va好きは身を裂かれるような贅沢な配置だったのでは。夜はVa的な会食があったりしたのだろうか。
by Sonnenfleck | 2008-02-10 09:59 | 演奏会聴き語り
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