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火祭りの踊り

火祭りの踊り_c0060659_6415738.jpgKIRIN「世界のキッチンから」というシリーズから出たマセドニアグレープ
ジャンクドリンクと呼ぶのは相応しくないかも。美味しいんですもん。
最初はマケドニアグレープだと思って、いかにもアリソーだわいなと高をくくってたんですが、調べてみるとスペインのバレンシアに「マセドニア」と呼ばれるサングリアの一種が存在しているらしくて、そこからヒントを得たとの由。

それで、元来フルーツが好きなものですからさっそく買い求めてみますと、なかなかコンビニ売りのこの価格帯の製品にはなかった複雑な味なんですね。最初はバナナの香り、口に含むとオレンジの苦み、飲み下すとぶどうの甘みが残り、ノンアルコールだけどなんとなくワインの風味もある、というような感じ。これはKIRINのスタッフ頑張ったんじゃないですかね。350ミリリットルで150円の売値も納得。

でも、このまえ近所のセブンに行ったら、110円で値下げ処分されてたです。
たしかにちょっとクセがあるので嫌いな人は二度買わないだろうし、「赤ワインで煮こんだ」という印字がコンビニ棚前における数秒の判断に影響しているのかもしれない。
じきに入手できなくなるかも。。悲しい。。
by Sonnenfleck | 2008-07-15 06:44 | ジャンクなんて... | Comments(2)
Commented by s_numabe at 2008-07-15 11:06
ははは、実はこれ、小生も愛飲しておるのです。癖があって、それが忘れられず癖になる、といおうか。
「最初はバナナの香り、口に含むとオレンジの苦み、飲み下すとぶどうの甘み」「なんとなくワインの風味もある」…う~ん、なんとも言い得て妙。楽曲演奏評もこういう風に的確に言語表現できるといいですね!
Commented by Sonnenfleck at 2008-07-15 22:50
>s_numabeさん
うふふ。奇遇でしたね。クセもなく万人に好まれることが求められるペットボトル飲料にしては気骨があって好きです。したがってすぐに店頭から追い出される運命にあるのでしょう。
クセのない音楽のクセのない演奏ほど聴き手の毒になるものはありませんね!クセを味わい尽くして、それをなんとかかんとかアウトプットできたときの喜びは大きいですもの。
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