2007年 05月 26日 ( 1 )

朝からルーセル。

c0060659_7152248.jpg「からるー」の部分が発音しにくいな。
今週はどうも疲れの抜けない一週間であったです。

そんな土曜の朝から何を聴いているかというと、デュトワ/パリ管《バッカスとアリアーヌ》なのであります。
「バカアリ」には幾多の名盤がどどどんと聳えていて、優れて健康的な交響曲全集を残したさすがのデュトワも、この曲の録音においてはちょいと目立たない存在。検索してみても、どうやら8年前に発売されたULTIMAシリーズを最後に現役盤は出ていない。

このバレエ音楽についてはそれほど多くの聴き比べをしているわけではないんですが、いざ「バカアリ聴きTEEEEEEE」と感じたときに、なんでクリュイタンスでもマルティノンでもなく、比較的目立たないデュトワの演奏に手が伸びるのかなあと思うわけですね。

おそらく、この演奏に魅力を感じ取るとすれば、ルーセルの書いた管弦楽の独特の柔らかみがストレートに刻印されている点に尽きるんじゃないかと。打楽器や金管が突出することもないし、第2幕の終盤でガツガツすることもなく、デュトワが最低限のリズムを確実に整えた上にパリ管のふんわりとした響きが乗っかっている。微温的だと言われると…ううむ…反論できないところはありますが、マルティノンが刺激的なスパークをあちこちにちりばめているのとは対照的に、この穏やかさはやっぱり捨てがたいのですよ。

で、2005年に録音されたエッシェンバッハ/パリ管の演奏は、第3の方向として「エロまっしぐら!」なのではないかと思われますが^^;; 聴かれた方、いかがでしたか?
by Sonnenfleck | 2007-05-26 08:08 | パンケーキ(20)