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カテゴリ:日記
  • さようならフィッシャー=ディースカウ
    [ 2012-05-18 21:46 ]
  • 華氏140度:25
    [ 2012-04-28 10:37 ]
  • 背水の陣で臨みます NHK「ん響アワー」放送へ
    [ 2012-04-01 08:36 ]
  • 碧色
    [ 2012-03-25 19:34 ]
  • 黄色
    [ 2012-03-25 14:12 ]
  • 秘色
    [ 2012-03-25 09:46 ]
  • 華氏140度:25
    [ 2012-03-22 08:32 ]
  • 日本海のこと
    [ 2012-03-16 22:15 ]
  • グスタフ・レオンハルトの死/永訣の朝
    [ 2012-01-18 07:14 ]
  • 寝正月アカデミー賞大賞受賞記念。
    [ 2012-01-04 21:57 ]
さようならフィッシャー=ディースカウ
"Jahrhundertsänger" Dietrich Fischer-Dieskau ist tot(SPIEGEL ONLINE/2012年5月18日)

この大音楽家は、このブログを覗きに来ていただける皆さんにとってきっとそうであったのと同じように、僕にとっても大切な存在だった。

僕が初めて聴いたクラシック音楽はフィッシャー=ディースカウが歌うシューベルトのリートだったし、墓場まで持っていく予定の人生の愛聴盤の中で、フィッシャー=ディースカウは朗々とパパゲーノを歌っている。今夜も銀色の円盤をトレイに乗せれば、歌っている。

R.I.P.

by Sonnenfleck | 2012-05-18 21:46 | 日記 | Trackback | Comments(0)
華氏140度:25
秋田新幹線に乗って、福島を通過する。
遠景に吾妻の峰の威容、近景に一面の桃の花が、天国的な和音を響かせて広がっている。僕の大切な東北。新幹線の強化ガラスの内側から視る。

by Sonnenfleck | 2012-04-28 10:37 | 日記 | Trackback | Comments(0)
背水の陣で臨みます NHK「ん響アワー」放送へ
背水の陣で臨みます NHK「ん響アワー」放送へ(asali.com/4月1日)

NHKは1日、3月で放送を終了するとしていたクラシック音楽番組「N響アワー」を、「ん響アワー」として復活させると発表した。

「N響アワー」は1980年に始まり、NHK交響楽団の定期公演を中心に放送してきた。当初NHKでは「N響アワー」32年の歴史に幕を下ろし、初心者にも分かりやすく魅力を伝える「ららら♪クラシック」への模様替えを行なうとしていた。

ところが先月25日、最終回の放送終了直後からNHKには「オーケストラこそ金科玉条」「最後の選曲がチャイ5というのは許せない俺にアーカイブを見せろ俺ならブル8を選ぶもちろん指揮はマタチッチ様」「ふみたん萌え」などと5000通以上に及ぶ問い合わせが殺到し、NHKでは対応を協議していた。

その結果「N響アワー」は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が人気ゲーム『ファイナルファンタジー』を開発した際の故事にちなみ、「俺たちの最後のアワー」を意味する「ん響アワー」に番組名を変更した上で、再スタートを切ることが決定した。

放送開始日と放送時間帯は未定だが、「ららら♪クラシック」の放送を中止し、再び同時間帯の放送となる可能性も残る。しかしある関係者は「一週間の最後のどん詰まりってことなら、毎週日曜23時55分から5分間がいーんじゃねーの。僕らも『2355』で慣れてるし」という。

また「ん響アワー」で再び司会に復帰することが決まった作曲家の池ベエ晋一郎さん(68)は「クラシック音楽がオーケストラだけではないことを明言する姿勢はたいへん評価できるが、「ららら♪クラシック」という番組名は安易すぎるよ。らクして数字を取ろうなんて甘いということだね」と話した。

+ + +

うーんマジかー。個人的には「ららら♪クラシック」も、石田衣良氏のクラヲタぶりがどこで炸裂するかけっこう楽しみにしてるんだけど!

+ + +

(4月2日追記)おおかたの皆さんの見立てどおり、これは嘘です。残念ですね。

by Sonnenfleck | 2012-04-01 08:36 | 日記 | Trackback | Comments(4)
碧色


by Sonnenfleck | 2012-03-25 19:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)
黄色


by Sonnenfleck | 2012-03-25 14:12 | 日記 | Trackback | Comments(0)
秘色

「そうぞうしい世界から露地入りをして手水を使って世塵を洗い落し簡素な茶室に入って釜のたぎる音を聞く。俗世のわずらわしいことをすべて忘れ去り無心の境地で茶をたて、かつ茶を喫する」

福田恆存『南坊録』
by Sonnenfleck | 2012-03-25 09:46 | 日記 | Trackback | Comments(0)
華氏140度:25
いずれ感想文を書きたいと考えているが、ようやく文庫化されたジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』が猛烈に面白い。ビバ文庫化。高校生のときに本書に出会っていたら、植物学者や言語学者を目指してたかもしれない。ほんのところどころに点在する上品なジョークも好い。
自分には好奇心があると少しでも思っていて、かつ日本語がそれほど不自由でない人間はすべからく読むべき。あなたの好奇心の飢えを、危ないクスリのように素早く確実に満たすはず。

by Sonnenfleck | 2012-03-22 08:32 | 日記 | Trackback | Comments(2)
日本海のこと
明日は朝から所用で名古屋に出かけるので、今日は仕事を早めに切り上げて帰宅。NKHニュース9で、寝台特急「日本海」引退のニュースを知った。

鷹ノ巣駅からの中継で郷里の言葉を聴き、黒いゴム長を履いて寒さに顔を赤くした親爺の姿、そしてまたホームを滑り出ていく「日本海」のテールランプを見て、胸が張り裂けるような思いに駆られる。

―楽しいことなど何もなかった僕の高校生活のなかで、唯一と言ってもよいカラフルな思い出が、京都大阪奈良への修学旅行である。
この旅行の帰り、僕たちは「日本海」に揺られて秋田に帰った。


+ + +

今年の3月11日、僕はすみだトリフォニーホールで、オーケストラ・ダスビダーニャの定期演奏会に臨んだ。
前半に演奏された伊福部昭の〈佞武多〉も、メインプログラム《レニングラード》の直前に設けられた14時46分の黙祷も。その第3楽章も。
「日本海」の引退を告げるニュースも。

同じように、これまでに感じたことのないほど酷い、酷い無力感と強い悲しみを僕に与える。僕は、僕の東北のために何をしたらいい。

by Sonnenfleck | 2012-03-16 22:15 | 日記 | Trackback | Comments(0)
グスタフ・レオンハルトの死/永訣の朝

出張先でレオンハルトの訃報を知ることになった。
ああ。
昨年12月の演奏活動引退の報せに接し、文章を書こうとしても思うように書けないでいたところへこの訃報であった。彼は死期を悟っていたのかも知れない。

およそバロクーのなかでレオンハルトに導かれなかった者がいるだろうか(硬質なスタイルはときに反発をも呼んだが、それはただ、父親的存在への反感だったのではなかったか)。偉大な藝術家を僕らは永遠に喪った。

+ + +

2004年にソロチェンバロを、2011年にオルガンを、それぞれ一度だけ聴くことができたのは僕の大切な経験だ。特に、明治学院大学チャペルのオルガンを弾くレオンハルトの姿と、形づくられてゆく音楽の強度、空気の震動や湿度を忘れることはないだろう。

叶わなかったこともある。一度でよいから、レオンハルトが通奏低音を弾くアンサンブルを生で聴いてみたかったんだ。
彼がブリュッヘンやビルスマと録れたテレマンのトリオ・ソナタを、今ホテルの部屋でぼんやり聴いている。そろそろ支度をしなきゃいけないけれど。iPodに詰めた僕の夢だった。

R.I.P.

by Sonnenfleck | 2012-01-18 07:14 | 日記 | Trackback(1) | Comments(4)
寝正月アカデミー賞大賞受賞記念。
これまででもっともよく寝たお正月となった。寝過ぎて腰も背中も痛い。そして発熱は治まったものの、徳永英明ボイス→いかりや長介ボイスにランクアップ。

+ + +

ニューイヤーコンサートすら見ていなかったので、クラ系なことがしたいようと思い、超久々に『レコード芸術』1月号を購入してみたよ。

表紙は誰ですか。ジンマンですか。ブラームスとシューベルトに関するインタビューが面白かったなあ。こういうのはネット上には転がってない情報なんだよなあ。

宇野功芳によるシャイーのベト全評が凄いと一部で評判になっていたけど、彼の書き方のスタイルの善いところがはっきり出ていた。すなわち、たとえ全体が悪くても、彼が好いと判断した部分はちゃんと切り離して評価するという点(第5には推薦印が!)。彼のこういうところはさっぱりしていて好きなんです。

それにしてもF田某の文章は相変わらず。マス目を演奏者の名前で埋める悪癖は全然変わっていない。一度、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団のレビューを書かせてみたい。
あれは読者に「あれくらいならオレでも書ける」と思わせて「どれどれ、今月号はどれだけしょうもないかのう」と毎号買わせ続けるために、編集部が組んだスクリプトなんじゃないかという気さえしてくるね。

「海外盤REVIEW」が数年前に比べて拡充、しかも「月評」の直後に配置されていた。久々にじっくり読んでみると、もちろん内容の出来不出来にばらつきはあるけれど、ネット上の優れたレヴューのプロ版、という感じでポジティヴな既視感。これが安定的に読めるならまた購読してもいいかなあ。

+ + +

吉田秀和「之を楽しむ者に如かず」。
何しろ私はこのごろ気分が晴れない日がよくあるので、音楽をきいてもせっかく音楽そのものから楽しい便りのようなものが発信されてきても、私の胸のどこかにつかえてしまって、ちゃんと届かない思いをすることが多いのだが、グリュミオーとハスキルのような人たちが《春のソナタ》をやさしくなだらかに歌ってくれると、「もう少し辛抱したら、また、いいこともあるよ」と慰めてくれるような気分になる。
この一節を読んで本当に愕然としてしまった。なんと軽やかで重い文章だろう。98歳のペン先から―。どうかこれからもお元気で。

by Sonnenfleck | 2012-01-04 21:57 | 日記 | Trackback | Comments(2)