カテゴリ:日記( 357 )

twitter始めました。

http://twitter.com/sn_fleck

なんだかまだよくわかんねえな。
このブログの更新情報を載せるため、twitter村に出張所を建てました。文章をだらだらと長く書くのが僕は好きなわけですから、カテゴリ「華氏140度」などは向こうに行くだろうけど、このブログはたぶんまだ続くでしょうよ。
by Sonnenfleck | 2012-07-07 21:41 | 日記

Кухни в Минске:シャリアール王にニシンとヴォートカを!(6/23)

都響のプロムナードコンサートでロシア音楽に浸ったあとは、泉ガーデンを通り過ぎて徒歩5分にあるベラルーシ料理店「ミンスクの台所」へ。これまで何度か店の前を通ったことはあったけれども、これが初入店である。
90年代初頭風フォントのまま古びた外看板とは裏腹に、木材の色がいい感じに歳月を積み重ねた内部。BGMにロシアンポップスが流れて情緒がある。なお事前の情報どおり、店員さんはみな日本語を話すスラヴ系美女(もしくは元美女)。

<食前酒>
◆ピロスマニ(赤)

<前菜>
◆ストリチナヤ/ストリチナヤ ゴールド
・にしんとビーツのサラダ「毛皮のコートを着たにしん」
◆モスコフスカヤ/モスコフスカヤ
・ジャガイモとレバーのズラズイ
・ミンスク風ボルシチ(↓。お皿の向こうに見えるのはモスコフスカヤ。)

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<メイン>
◆ロシアン・スタンダード/白樺樹液入りヴォートカ(名前忘れた)
・サーモンのソテー サワークリームソース

<デザート>
◆クランベリーフレーバードのヴォートカ(名前忘れた)
・ホームメイドアップルケーキ 「シャルロトカ」

出てくる料理はことごとくどぎつい色合いなのに、味は素朴で滋味豊か。どのお皿も美味しかったけれど、いちばん初めに食べたビーツ+にしんのミルフィーユが忘れられないです。ヴォートカの硬質な風味との対比で、料理も盃もどんどん進む。。
ヴォートカに強い相方さんに比して、すっかり気持ちよく酔っ払ってしまうワタクシ。でも翌朝に残らないのはさすがだ。

ほかのお客さんたちは女子グループが多くて意外。カウンターにはひとりで来てスラヴ系美女店員さんとロシア語で話し込むスラヴ系女性なんかもいて、趣深い。
スラヴ系美女店員さんたちも立ち居振る舞いがツンツンしてて、愛想が良くないのである。そのへんも僕の共産趣味を優に満足させる。
by Sonnenfleck | 2012-07-05 21:36 | 日記

華氏140度:27

高田馬場のそば屋でシューマンの第2交響曲が掛かっている。第1楽章の上下する第2主題に世界の平衡が失われて、事象はかき揚げの渦巻きに吸い込まれてゆく。そばはのびる。
by Sonnenfleck | 2012-06-03 12:16 | 日記

さようなら吉田秀和

【訃報】吉田秀和水戸芸術館館長 逝去のお知らせ(水戸芸術館/2012年5月27日)
音楽評論家の吉田秀和さん死去(NHK/2012年5月27日)
文化勲章受章の音楽評論家、吉田秀和さん死去(読売新聞/2012年5月27日)
吉田秀和氏死去=音楽評論家、文化勲章(時事通信/2012年5月27日)
音楽評論家の吉田秀和さん死去 98歳(朝日新聞/2012年5月27日)
吉田秀和氏が死去 音楽評論家(47NEWS/2012年5月27日)
訃報:吉田秀和さん98歳=音楽評論家、文化勲章受章者(毎日新聞/2012年5月27日)
小澤征爾氏 吉田秀和さんの死を悼む「今の自分はなかった 恩人中の恩人」(スポニチアネックス/2012年5月27日)
吉田秀和氏が死去 音楽評論家(日本経済新聞/2012年5月27日)

+ + +

Wir sind durch Not und Freude
gegangen Hand in Hand;
Vom Wandern ruhen wir
nun überm stillen Land.

Rings sich die Täler neigen,
Es dunkelt schon die Luft,
zwei Lerchen nur noch steigen
nachträumend in den Duft.

Tritt her, und laß sie schwirren,
bald ist es Schlafenszeit,
daß wir uns nicht verirren
In dieser Einsamkeit.

O weiter, stiller Friede!
So tief im Abendrot.
Wie sind wir wandermüde
Ist dies etwa der Tod?


–Josef von Eichendorff, “Im Abendrot” (1841)

 では、改めて、こう問いただしてみよう。なぜ死への憧れを歌う音楽がかくも美しくありうるのか? 美しくなければならないのか?
 なぜならば、これが音楽だからである。死を目前にしても、音楽を創る人たちとは、死に至るまで、物狂わしいまでに美に憑かれた存在なのである。そうして、美は目標ではなく、副産物にほかならないのである。彼らは生き、働き、そうして死んだ。そのあとに「美」が残った。


–吉田秀和『永遠の故郷―夜』「四つの最後の歌」(2006) より

+ + +

この、音楽を語る人も、物狂わしいまでに美に憑かれた存在であったものと思う。そして僕たちは、ここにも一つの「美」が残ったことを知っている。
R.I.P.
by Sonnenfleck | 2012-05-27 10:51 | 日記

さようならフィッシャー=ディースカウ

"Jahrhundertsänger" Dietrich Fischer-Dieskau ist tot(SPIEGEL ONLINE/2012年5月18日)

この大音楽家は、このブログを覗きに来ていただける皆さんにとってきっとそうであったのと同じように、僕にとっても大切な存在だった。

僕が初めて聴いたクラシック音楽はフィッシャー=ディースカウが歌うシューベルトのリートだったし、墓場まで持っていく予定の人生の愛聴盤の中で、フィッシャー=ディースカウは朗々とパパゲーノを歌っている。今夜も銀色の円盤をトレイに乗せれば、歌っている。

R.I.P.
by Sonnenfleck | 2012-05-18 21:46 | 日記

華氏140度:25

秋田新幹線に乗って、福島を通過する。
遠景に吾妻の峰の威容、近景に一面の桃の花が、天国的な和音を響かせて広がっている。僕の大切な東北。新幹線の強化ガラスの内側から視る。
by Sonnenfleck | 2012-04-28 10:37 | 日記

背水の陣で臨みます NHK「ん響アワー」放送へ

背水の陣で臨みます NHK「ん響アワー」放送へ(asali.com/4月1日)

NHKは1日、3月で放送を終了するとしていたクラシック音楽番組「N響アワー」を、「ん響アワー」として復活させると発表した。

「N響アワー」は1980年に始まり、NHK交響楽団の定期公演を中心に放送してきた。当初NHKでは「N響アワー」32年の歴史に幕を下ろし、初心者にも分かりやすく魅力を伝える「ららら♪クラシック」への模様替えを行なうとしていた。

ところが先月25日、最終回の放送終了直後からNHKには「オーケストラこそ金科玉条」「最後の選曲がチャイ5というのは許せない俺にアーカイブを見せろ俺ならブル8を選ぶもちろん指揮はマタチッチ様」「ふみたん萌え」などと5000通以上に及ぶ問い合わせが殺到し、NHKでは対応を協議していた。

その結果「N響アワー」は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が人気ゲーム『ファイナルファンタジー』を開発した際の故事にちなみ、「俺たちの最後のアワー」を意味する「ん響アワー」に番組名を変更した上で、再スタートを切ることが決定した。

放送開始日と放送時間帯は未定だが、「ららら♪クラシック」の放送を中止し、再び同時間帯の放送となる可能性も残る。しかしある関係者は「一週間の最後のどん詰まりってことなら、毎週日曜23時55分から5分間がいーんじゃねーの。僕らも『2355』で慣れてるし」という。

また「ん響アワー」で再び司会に復帰することが決まった作曲家の池ベエ晋一郎さん(68)は「クラシック音楽がオーケストラだけではないことを明言する姿勢はたいへん評価できるが、「ららら♪クラシック」という番組名は安易すぎるよ。らクして数字を取ろうなんて甘いということだね」と話した。

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うーんマジかー。個人的には「ららら♪クラシック」も、石田衣良氏のクラヲタぶりがどこで炸裂するかけっこう楽しみにしてるんだけど!

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(4月2日追記)おおかたの皆さんの見立てどおり、これは嘘です。残念ですね。
by Sonnenfleck | 2012-04-01 08:36 | 日記

碧色

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by Sonnenfleck | 2012-03-25 19:34 | 日記

黄色

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by Sonnenfleck | 2012-03-25 14:12 | 日記

秘色

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「そうぞうしい世界から露地入りをして手水を使って世塵を洗い落し簡素な茶室に入って釜のたぎる音を聞く。俗世のわずらわしいことをすべて忘れ去り無心の境地で茶をたて、かつ茶を喫する」

福田恆存『南坊録』
by Sonnenfleck | 2012-03-25 09:46 | 日記