「ほっ」と。キャンペーン

タグ:クラヲタ ( 104 ) タグの人気記事

精神と時のお買い物XXXIII(堆積する箱たち)

特にここ1年半くらい、CDの扱いが雑になった。買ってきたり届いたりするCD自体がタワーを形成して、タワーレコードも形無しである。今や自分の聴きたいCDがいちばんよく見つかるのは自室の瓦礫の塔のなか。ああ、こころない天使が。。

+ + +

【HMV】
1 "Music for bass sackbut around 1600"(ACCENT) *オルトレモンターノ
2 ヴィンチ:アルタセルセ(virgin) *ファゾリス/コンチェルト・ケルン他
3 ベートーヴェン:Vnソナタ全集(DECCA) *カヴァコス+パーチェ
4 ブラームス:Vn協奏曲(Hänssler) *フランチェスカッティ+ブール/SWR
5 ワーグナー:アリア集(Sony) *フォークト+ノット/バンベルク響
6 プロコフィエフ:Pfソナタ#1,4,6(Sony) *ブロンフマン
7 プロコフィエフ:Pfソナタ#2,3,5,9(Sony) *ブロンフマン
8 プロコフィエフ:Pfソナタ#7,8(Sony) *ブロンフマン
9 ショスタコ:Sym#10(EXTON) *インバル/都響

【Amazon】
10 "Barbarian Beauty"(Passacaille) *ギエルミ+SPO
11 バッハ:トリオ・ソナタ集(Alpha) *アラール@オルガン
12 バッハ:パルティータ集(Alpha) *アラール@チェンバロ

1は、年末に聴いたノリントン/N響の第九つながり。交差するサックバットに埋もれたくて。
2と5はすでにヘビーなローテに入っている。僕のiPodはコレッリPodであるのと同時に、いまは歌Podにもなっています。バロックオペラでこんなに飽きない曲と出会えたのが嬉しいし、ワグネリアンとしての培養が再開されたのも愉快だ。

3と4は新旧好きなヴァイオリニスト対決。

9は、第4交響曲で鮮烈な名演を聴かせてくれたインバル/都響のタコ10。僕はタコ10には厳しいつもりだけど、インバルのショスタコーヴィチは彼のマーラーより自分の性に合うような気がしてる。

11と12は、そろそろ円安傾向が価格に反映され始めたAmazonのAlphaを救うラストチャンスを見計らって。ラ・プティット・バンドの新しいチェンバリスト、バンジャマン・アラール氏の演奏は鉄板である。

+ + +

そろそろ覚悟を決めてNMLに入ろうかと思います。
by Sonnenfleck | 2013-02-23 09:29 | 精神と時のお買い物

六面体楽所

15年間ほど使ってきたCDコンポシステムが夏ぐらいから調子を崩して、片方のチャンネルが出力されなかったりする。ので、自然とPCでYouTubeなんかを聴くことが増えてきた。(※このブログを始めた2005年当時「ブログバトン」っていうアンケートが流行ってて、「PCで音楽を聴きますか?」という質問に僕は「まったく聴きませんし、データも入ってません」と回答したのだ。夢のようである。)

PC用のスピーカーを備えていなかったので、筐体にくっついているプアな出力装置で聴いていたわけだが、意を決して小さなスピーカーを買ったんである。これ。

c0060659_16522736.jpg

小さいでしょう。でも優れている。

NuForce(ニューフォース)という会社の"Cube"というポータブルスピーカーで、価格は12,000円くらい。いろんなソースを試してみたけれども、並の2chスピーカーよりよっぽど生々しい鳴り。5cm四方の立方体なのにちゃんとUSB-DACもヘッドホンアンプも付いてて、高性能なのだ。はっきり言っていい買い物をしたと思う。

こいつの(まあもちろん、それほどは広くない)指向性に合う位置に耳を持ってくるか、あるいはこいつの向きを調整してやると、意外に豊かな音楽が聴こえてきて驚くことになる。潔癖で知的なサウンド。ソースがモノラルだとさらに威力を増して、戦前のワルター/VPOのモーツァルトなんか最強にうまくノる。

これを教えてくれたのは某百貨店に勤務する友だち。どうもありがとう。
by Sonnenfleck | 2012-12-29 18:46 | 精神と時のお買い物

池袋西口公園城への神々の入城

さて、新装なった芸劇へのデビュー戦は、9月9日のコバケン/日フィル。

最後に芸劇に行ったのは震災直前の2011年1月、新交響楽団の第212回演奏会であった。そのときの感想文には、
さて、これが休館前の最後になるかなあ。
現・芸劇、、色づかいは寒色系で寒々しいし、トイレは暗いし狭いし、椅子は安くてギシギシいうし、音は遠くてスカスカだし、いい演奏でも7掛けされちゃうようなひどい空間でしたね(ショスタコーヴィチとかシベリウスを聴くにはよかった)。いくつかのいい思い出もありますが、個人的にはここに行くと頭痛がしたり寒気がしたりで、あんまり積極的には近寄りたくない場所だったな。大改装を望むものです
と書いてあるが、解決されたもの、されないもの、それぞれだ。
c0060659_7543046.jpg
↑虹の橋ならぬ空中エレキ階段は、噂どおりL字型に設置し直し。それでも高いところが怖い人間的にはお尻のあたりがヒュンヒュンする。

c0060659_7544465.jpg
↑ホールの内装はかなり現代的に、言い換えれば、温かい気持ちで演奏を見守れるように進化した。座席の色は青から赤に、壁は木目が強調され、金管が反射して安っぽかったステージ脇には照明と反響用構造物が新設。

↑ホールの響きは肉厚になったような気がした。コバケン/日フィルだったからかと思ったが、その後にインバル/都響を聴いても似たような雰囲気を感じた。最終的な判断はアルミンク/新日フィルのベートーヴェンなどを聴いてから考えたい。

c0060659_7545932.jpg
↑以前、3階ホワイエからは池袋北部の混沌とした街並みが見えていたが、窓全面にスモークが貼られて、刺激がマイルドになった(豊島清掃工場の煙突もぼやけた)。白いスモークなので雰囲気も明るい。テーブルも増えた。

+ + +

それから、写真はないけれども、池袋駅とつながっている地下ホール。以前は変な噴水や自動販売機、硬いベンチなどが配されて池袋らしいオーラを出していたが、改装で全部撤去され、やわらかベンチのある暖色系の明るい空間になった。平成初期の様式はこうして消滅していくのね。。

残念なのは、あの暗くて狭いトイレが改装されたようには見えず、目に入るだけでおなかが痛くなるような寒々しい紺色の衛生陶器がそのままだった点。トイレ内装は各ホールごとに個性があるけど、芸劇はリフォームしても都内最低ランクを堅持する。ファーゾルトもファフナーもそこには気づかなかったようだ。ごーん。

※ちなみに僕が知るかぎりもっとも美しいトイレを持つのは、名古屋・栄にある宗次ホール。豪奢にして陰翳を礼賛してゐる。さすがカレー屋さんのホールである。
by Sonnenfleck | 2012-09-29 08:04 | 演奏会聴き語り

精神と時のお買い物XXX(意味ありげな偏り)

【HMV】
1 "東洋への道"(ALIAVOX) *サバール/エスペリオンXXI
2 "Baroque Music from Ecuador"(cpo) *ポントヴィク/Ensビリャンシーコ
3 ラモー:優雅なインド、ナイス他(ALIAVOX) *サバール/CN
4 バッハ:シンフォニア集(DECCA) *ダントーネ/アカデミア・ビザンティナ
5 ショスタコ:Sym#10(ICA) *スヴェトラーノフ/USSRSO
6 ショスタコ:Sym#10(NAXOS) *V. ペトレンコ/RLPO
7 ショスタコ:Sym#10(ORFEO) *アフカム/GMJO
8 細川俊夫:Fl作品集(NAXOS) *ビャルナソン、カプトEns他
9 松村禎三:Sym#1&2(NAXOS) *湯浅卓雄/RNSO
10 橋本國彦:Sym#2(NAXOS) *湯浅卓雄/藝大フィルハーモニア

【アリアCD】
11 ヴィゼー&ジョリヴェ:ギター曲集(ZIGZAG) *リヴェ
12 ハイドン:クラヴィコード・ソナタ集(ZIGZAG) *ハジマーコス
13 ショスタコ:Sym#10(OCCD) *スメターチェク/プラハ響
14 "Фокстрот. Танцевальная музыка 30-40-х годов"(OLYMPIA) *VA

+ + +

HMVが輸入盤40%OFFセールをやってたので、買い込んでしまった。…と思ったらアリアCDからも届いてしまってカオスだ。モノはご覧の通り3グループに分かれている。すなわち古楽、ショスタコ(&СССР)、日本作曲家選輯である。

⇒1と3。1のほうは「東日本大震災復興応援」として日本関連曲の抜粋版も発売されてたが(商売上手!)やっぱり全曲版がほしくって。3はサバールのラモー本気セット。ゾロアストルとボレアドもついてる。
⇒2は単純に好奇心による。エクアドル・バロック略してエクバロ。

⇒5、6、7、13。10年と11年はタコ10の当たり年で、新しいディスクがばんばんリリースされている。コレクターとしてはスメターチェクのライヴもかなり興味をそそられるが(スヴェトラーノフは何となく想像がつくんでまあ…)、それ以上にヴァシリー・ペトレンコとアフカム、若手指揮者の録音がとても気になる。

⇒14。1930年代から40年代のソヴィエトのダンス・ミュージック集である。ショスタコーヴィチの外側に流れていた音楽が知りたくて。

+ + +

問題は、これらをいつ聴けるかということに尽きるのよ。
by Sonnenfleck | 2011-12-01 22:45 | 精神と時のお買い物

精神と時のお買い物XXIX(今池やっとかめ!)

【ピーカン・ファッヂ 今池店】
1 ブクステ&バッハ:"Organ Music for Christmas Time"(MDG) *ランペ
2 ダングルベール:組曲集(ERATO) *ロス
3 ラモーほか:いくつかの小品集(ERATO) *ロス
4 バッハ:半音階的幻想曲とフーガほか(ERATO) *ロス
5 ソレール:ファンダンゴとソナタ(ERATO) *ロス

いつの間にか公式HPができている名古屋今池のピーカン・ファッヂに突撃。薄暗い照明も懐かしい。たぶん2008年以来。

以前に比べると全体的な在庫数が減ったような気がするが、集まってきているものの独特の面白さは変わらない。たっぷり時間があるわけではなかったので、隅々まで調べられなかったのは残念です。
今回は新入荷の棚に、マルP1997年の「スコット・ロスの神髄」シリーズが(未開封を含み!)何枚か並んでいたので、スカルラッティ以外を購入することにした。3に入っているダングルベールのリュリ組曲、きっと素晴らしいだろうな。聴く前からうずうずしてしまうね。そしてすべて一枚500円。ホントありえない価格設定。

あと、ランペさんの(おそらく目が覚めるような)ブクステフーデ&バッハも楽しみ。こんな録音が出てたのか…。こちらも800円くらい。安い。

+ + +

名古屋の地下鉄に乗ってあらためて思い知らされるのは、乗客に70歳くらいまでの男性が極端に少ないということ。少年1:幅広い年代の女性8:おじいさん1、みたいな。みんなクルマに乗ってんだろうな…

+ + +

今日は誕生日。ひとつ年を取った。
by Sonnenfleck | 2011-10-30 09:32 | 精神と時のお買い物

精神と時のお買い物XXVIII

【TOWER RECORDS 渋谷店】
1 バッハ:Vnソナタ集(FLORA) *クレーマー+アラール
2 ヴィゼー:組曲集(Brilliant) *マヌエル・スタロポリほか

【disk UNION 吉祥寺店】
3 ガーシュイン:"STANDARDS & GEMS"(NONESUCH) *VA
4 ファリャ:三角帽子+Cem協奏曲(VALOIS) *コロマー/西国立ユース管
5 ファリャ:スペインの庭の夜(ERATO) *エッセール+ロペス=コボス
6 シベリウス:Sym#4&5(DECCA) *ブロムシュテット/サンフランシスコ響
7 シチェドリン:カルメン組曲(MELODIYA) *ロジェヴェン/ボリショイ劇場管
8 ヴィヴァルディ:ニシ・ドミヌス(DECCA) *ショル+ポール・ダイアー
9 モーツァルト:"バセットホルン・ボン・ボン"(PHILIPS) *ヘープリチほか
10 プロコフィエフ:Sym#3(DGG) *シャイー/コンセルトヘボウ管
11 メシアン:《20のまなざし》(RCA) *ピーター・サーキン

【吉祥寺中道通り 珈琲散歩】
12 パプアニューギニア トライバル・アロマス(やや深煎り)200g

+ + +

◆きわめて珍しいことに渋谷で仕事があったので、谷底に溜まる夏休みの残り香と湿気をかき分けてそのままタワレコへ。前回、タワレコ渋谷に行ったのがなんと2009年8月だったことが判明した。実店舗から足が遠のいているのだなあ。でも久しぶりに行くと楽しいなあ。
⇒1。マンフレート・クレーマーと、この前のLPB来日公演で水際だったソロを聴かせてくれたベンジャミン・アラールの、バッハ。見つけたので買いました。
⇒2。ヴィゼーもちゃんと通奏低音付きの作品を書いてたんだなあ。

◆そのあと吉祥寺へ。
⇒3。最近、ワイルやガーシュイン、コール・ポーターなどがどんどん好きになってきてる。ビートルズやクイーンも同じように、あと80年くらいしたら、クラシック畑からの熱視線を集めると思うんだがね。
⇒4。にしくにたち、ではなくて、スペイン国立ユースオケです。ちょっと面白そうでしょう?店内に大音量で掛かっていたクリュイタンスの《イベリア》からスペイン気分を誘発されてしまった。

◆5~7は別の日の購入だけどまとめちゃえ。
⇒800円以下50%OFF、という狂ったようなセールをやってたので、さすがに購入に踏み切るもの多し。5と6は上の日程で見かけてたけど、そのときは買わないでおいて正解だったなあ。7は実は持ってなかった。ロジェストヴェンスキー、読響客演に来なくなっちゃったよなあ。あああ。

◆(追記)8~11もまとめちゃう。
⇒今度は水色50%OFF、ピンク55%OFF、というセール。やんなっちゃうよ。
9のCDは初めて見たのだが、エリック・ヘープリチを中心としたバセットホルン奏者3人による「シュタットラー・トリオ」の、モーツァルト作品集である。バセットホルンに声楽が絡む作品も多くって、若き日のペーター・ダイクストラがバスで参加しているのもポイント高い。
⇒10はタワレコ覆刻企画の2枚組。えらい安く手に入った。えがったえがった。

◆そろそろ閉店時間の「珈琲散歩」へ駆け込み。
⇒いつもの「散歩ブレンド」からたまには冒険してみる。12。
by Sonnenfleck | 2011-09-01 10:56 | 精神と時のお買い物

夏から秋にかける音楽的予定たち

チケット購入済みのもの。このほかも気分とひまに応じて。

◆08月07日(日) 14:00@紀尾井ホール
 「絆」東京藝大附高卒業生男性5人によるPIANO CONCERT
◆08月22日(月) 19:00@サントリーホール
 「サントリーサマフェス2011」映像×音楽(管弦楽)
◆08月27日(土) 16:00@サントリーホール小ホール
 「サントリーサマフェス2011」無声映画『瀧の白糸』溝口健二×望月京
◆08月27日(土) 19:00@サントリーホール小ホール
 「サントリーサマフェス2011」映像×音楽(室内楽)
◆09月04日(日) 14:00@東京オペラシティ
 トゥルコヴィチ/都響「作曲家の肖像《モーツァルト》」
◆09月09日(金) 19:00@日本福音ルーテル東京教会
 「Georg Philipp Telemann Ⅴ」
◆09月10日(土) 18:00@NHKホール
 ブロムシュテット/N響《新世界から》など
◆09月18日(日) 18:00@TOHOシネマズみゆき座
 『アマデウス』ディレクターズ・カット版

◆09月23日(金) 13:00@近江楽堂
 アンサンブル・ディアマンテ「織り込まれた宝石」
◆09月23日(金) 18:00@白寿ホール
 大井浩明POC♯6「クセナキス歿後10周年・全鍵盤作品演奏会」
◆10月15日(土) 14:00@サントリーホール
 メッツマッハー/新日フィル|アイヴズ+ショスタコーヴィチ
◆10月15日(土) 18:00@NHKホール
 プレヴィン/N響《ドイツ・レクイエム》
◆10月22日(土) 15:00@NHKホール
 プレヴィン/N響《トゥーランガリラ交響曲》
◆11月11日(金) 19:00@NHKホール
 コウト/N響《大地の歌》など
◆11月13日(日) 15:00@所沢ミューズ
 アリーナ・イブラギモヴァ→バッハ
◆11月20日(日) 15:00@トッパンホール
 〈ル・プロジェ エマール 2〉コラージュ─モンタージュ 2011
◆01月14日(土) 15:00@三鷹芸術文化センター
 フライブルク・バロック・オーケストラ→管組尽くし
◆02月26日(日) 13:00@浜離宮朝日ホール
 メルニコフ→ショスタコーヴィチ《24の前奏曲とフーガ》全曲

+ + +

すでに毎夏の東京ではちょっとした呼び物である、藝大高校OB5人のピアノユニット「絆」の公演が今週末に迫っています。
毎年テーマがあって、ちょいマニアックな選曲に胸躍る感じでしたが、今回は特にテーマを持たせずに、東日本大震災犠牲者への祈りを音楽で表す由。

●モーツァルト/リスト:《レクイエム》より
●リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244
●シューマン:《森の情景》op.82
●ベートーヴェン:Pfソナタ第32番ハ短調 op.111
●バーバー:Pfソナタ変ホ短調 op.26
●スクリャービン:Pfソナタ第3番嬰ヘ短調 op.23

といったふうに各人の勝負曲が並ぶ中で、当ブログにて勝手に応援中の佐藤卓史は、ベートーヴェンの32番を持ってきてます。本人に聞いたところでは当日券もありそうということなので、真夏にいつも不足する「硬派なクラシック」をお求めの方はぜひお運びください。チケ代も安いし!
by Sonnenfleck | 2011-08-03 22:45 | 日記

精神と時のお買い物XXVII

【HMV】
1 "ROSENMÜLLER, LEGRENZI, STRADELLA"(AMBRONAY) *RFC
2 ヘンデル:合奏協奏曲 op.3(DHM) *シュレーダー/バーゼル室内管
3 ファッシュ:協奏曲と序曲(DHM) *シュレーダー/バーゼル室内管
4 "kuniko plays reich"(LINN) *加藤訓子

【かつしかシンフォニーヒルズ】
5 バッハ:クラヴィーア練習曲集#2(Alpha) *バンジャマン・アラール

+ + +

⇒昔、ローゼンミュラーのソナタ・ダ・カメラを1曲、日本初演したことがある。いや、正確に調べたっつーわけじゃないんだけど、きっとあれが日本初演だったと思っている。ここにはたぶんその曲は入っていないが、マンフレート・クレーマーとレア・フルーツ・カウンシルの17世紀作品集が出たので、買いである。1。

⇒2と3。まだ少ないけれども「絶賛」を目にする機会が増え始めたユリア・シュレーダーとバーゼル室内管の録音が安かったので購入。ふぁっしゅふぁしゅ。

⇒4。2007年に愛知県芸で聴いた《ムナーリ・バイ・ムナーリ》のパフォーマンスがいまだに心に残る加藤訓子さんが、ライヒの「カウンターポイント」3部作をパーカッション版で録音。すでにこの夏のヘビロテが約束されている。

⇒そして5。ラ・プティット・バンド葛飾公演の会場売りにて衝動買い。
あのねあのね。今度一緒に来てるチェンバリストのバンジャマン・アラール(1985年生まれ)がすごかったでしたのよ。土曜のオペラシティ、日曜のザ・シンフォニーホール、チケットをお持ちの方はぜひお楽しみに。葛飾の感想文はそのうち。
by Sonnenfleck | 2011-06-30 21:33 | 精神と時のお買い物

精神と時のお買い物XXVI(ヘルネ充)

「クラシック音楽系女子力」のエントリはtwitter界隈に大きく流れて、うちのブログが始まって以来の途轍もないアクセスを呼び込んだのだが、普段はこんな程度のことを細々と書いてるだけなのでぜひ失望してくださいね>一見の皆さま。

+ + +

アリアCDから。すっかり忘れたころにどっと届く。

【アリアCD】
1 Robert Casadesus plays Mozart(SONY) *カサドシュ+セルほか
2 ラヴェル:Pf協奏曲集(DGG) *アース+パレー/RTF管
3 ショスタコ:Sym#10(HECTOR) *シルヴェストリ/ルーマニア放送響
4 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2000年「帝国、日の沈まぬところ」*VA
5 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2001年「同盟―音楽と政治」*VA
6 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2002年「音楽の中の女性」*VA
7 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2003年「拘束から放たれて」*VA
8 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2004年「現実と妄想」*VA
9 ヘルネ古楽祭自主制作盤:2005年「越境」*VA

⇒1。カサドシュのモーツァルトがまとまって再発売されたので、この機会に全部揃えてしまおうと。楽しみだなあ。単純に楽しみだなあ。
⇒2。こんな録音があったんだね。メンツからするといかにもよさげ。
⇒3。羅ERECTRECORDのLPでしか存在していなかった、シルヴェストリのタコ10。覆刻メーカーがついにやってくれました!ああ!

⇒4~9は、在庫処分セールで一枚あたり数百円と狂ったような値段がついていたので、衝動的に買ってしまったハコものども(いつもは物凄く高い)。ヘルネとレーゲンスブルクは、いつまでたっても古楽系エアチェック小僧の憧れの地なのでした。あと今谷先生の紳士的な解説も。これでヘルネ充ライフに邁進。
by Sonnenfleck | 2011-05-21 09:18 | 精神と時のお買い物

モテるクラシック音楽系女子力を磨くための4つの心得

高度なネタと見なされて愉快なパロディがたくさん生み出されている「モテる女子力を磨くための4つの心得」。ちょっと今更感もありますけれども、一丁クラでもやってやるです。冗談のわからない方はスルーしといてください。

+ + +

こんにちは、クラヲタ女の少なさを逆手に取る研究をしているエビサワ嬢です。私は楽理もわからないし楽器も弾けませんが、クラヲタ男子の心に関してはプロフェッショナル。今回は、モテるクラヲタ系女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1. あえて西ドイツプレスのDECCAを飲み会に持っていく

あえて西ドイツプレスのDECCAを持って行くようにしましょう。そして飲み会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくCDを取り出して蛍光灯に当てて検盤するふりをしてみましょう。そして「あ~ん! このCD本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「ショルティとかドホナーニとかデュトワとか好きでぇ~! ずっとコレ聴いてるんですけどぉ~! 蒸着が剥げかかって無音のとこがあるんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。男は80年代の録音に軽いノスタルジーを感じる習性があるので、ディスクユニオンに初発盤を高く売って、そのお金で再発盤の廉価BOXを買い直しているはずです。

そこで男が「新しいBOX買わないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近ブーレーズのマーラー全集が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「それってジンマンのことでしょ? ブーレーズはまだ出てないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでタワレコ渋谷のデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男が満タンのポイントカードを譲ってくれるかも!?

2. Twitterで><を使うとモテる

「ディミヌエンド」とか「クレッシェンド」などを表現する「><」をコメントに入れると、Twitterの男性ユーザーは「なんかこの子強弱がくっきりしてるなぁ」と思ってくれます。インターネット上では現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「><」 を多用することによって、男性はあなたを感情豊かな女性と勘違いしてくれるのです。
なお「>」はアクセント記号と混同されることがありますが、論争になるのはせいぜい未完成交響曲の第1楽章ぐらいなので気にしないようにしましょう。

3. とりあえず男には「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておく

飲み会などで男が女性に話すことといえば未聴CD枚数の自慢話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話です。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この子、俺様のフルトヴェングラー覆刻コレクションに理解がないな」と気がついてしまいます。佐川のお兄さんがポストに入れた不在票を見てヒステリーを起こすのだとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。

いろいろと話を聞いたあと、「マルチバイ30%+ポイント15倍は0.7/1.15だから=0.609、39.1%オフなんですね! 覚えたぞぉ! メモメモ!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「ランランラン! ランランラン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「ランランの変顔のイメトレをしているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「この子ホワイトハウスで海道東征をピアノ編曲して弾いてくれるかも!?」と思ってくれます。私は知識はさっぱりですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のような女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。

4. コンサートホールでは1階席1列目を選べない女をアピールせよ

男と当日券売り場に行ったら、真っ先に1階席1列目の空席を探して「あーん! 私これ選べないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし座りたいけど座れないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして座らないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、いつもここに座ってる人たちが座れないじゃないですかぁっ! いつもの人たちかわいそうですぅ! まだ開場もしてないのにぃぃ~(悲)。みんな遠慮して1列目は予約しないんですよ……」と身を震わせて言うのです。

その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけ1階1列目を選んで大丈夫です。「座れないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「あなたの好みに付き合っていつもLAじゃやだ」「たまには私もかわいい女性ソリストを凝視したい」と言っておけばOKです。

(文=MOZマネジメント・エビサワ嬢)

+ + +

[参考リンク]
モテる現代思想系女子力を磨くための4つの心得
もてる栄養士系女子力を磨くための4つの心得
モテる鉄道系女子力を磨く4つの心得
H.P.ラブクラフトが教える「モテる女子力を磨くための4つの心得」

本物の女性クラヲタの皆さま、すんませんした。笑って許してくださいね。
by Sonnenfleck | 2011-05-18 21:54 | 日記