人気ブログランキング | 話題のタグを見る

迎春

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
いやはや2009年ですよ。なんという未来に生きていることだろうか。年頭に当たって、趣味に関連する目標をいくつか立てました。

◆一、CDの購入を控え、生演奏に接する時間を増やす。しばらくは東京にいるはずなので、定期会員になるべきオケをこの一年で見定める。
◆二、美術に関して自分の中で体系化できないか、自分の好みをもう一度明確にできないか探る。遠くの美術館にも足を伸ばす。
◆三、楽器を再開できないか画策する…うーむこりゃ無理かな。

+ + +

【2009年1月1日 9:30~ 自室】
<元旦レコードコンサート〜メンデルスゾーン・メモリアル>
●序曲《フィンガルの洞窟》 op.26
⇒マーク/ロンドン響
●Vn協奏曲ホ短調 op.64
⇒カンポーリ(Vn)+ボールト/ロンドン・フィル

○休憩10分 ホットコーヒー

●交響曲第4番イ長調 op.90 《イタリア》
⇒ショルティ/イスラエル・フィル
○アンコール 同曲~第4楽章
⇒クレンペラー/フィルハーモニア管


実家のレコードから見繕って聴き初め。同じくメモリアルのヘンデルもハイドンも微妙に揃わないので、メンデルスゾーン・コンサートにしました。
まず、マーク/ロンドン響の音色が冗談ではなく絹のようで、大変驚きます。優しく軽快なアクセントとくすんだ和音が実に心地よく、素敵なひとときであります。
Vn協奏曲では、わがままなお嬢さんのように弾き崩れるカンポーリをふんわりとサポートするボールト/ロンドン・フィル。清楚な第2楽章が極めて美しいですね。うっとりしてしまう。
それにしても若きショルティの快速ぶりには驚くばかりです。ここではさすがに追い込まれたイスラエル・フィルの目が血走っていたので、最後はクレンペラーにご登場願い、クールダウン。。

とまあ、こんな遊戯に浸ることができる幸せを感じています。今年も芸術が死なない、平和な年でありますように。
by Sonnenfleck | 2009-01-01 13:49 | 日記 | Comments(6)
Commented by ピースうさぎ at 2009-01-01 18:52 x
謹賀新年。
在京オケは熾烈な競争らしいので、なかなか悩ましい状況でしょうね。
東京のコンサート情報、楽しみに読ませていただきますね。
Commented by Pilgrim at 2009-01-01 21:57 x
 新年あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 直球勝負でN響か、ミュンフンの東フィルか、沼尻の日フィルも心惹かれます。でも、ここはひとつ、新国立オペラ・シーズン会員でお願いしたいところです。
Commented by まりぬ at 2009-01-02 08:46 x
明けましておめでとうございます。

自分でブログを始めるずぅっと前からSonnenfleckさまのブログは憧れでございました。
昨年に引き続き、こちらで多くのことを学ばせていただきたく存じます。
Sonnenfleckさまには、実り多く希望に満ちた一年となりますことを、遠い名古屋の空の下から祈念いたしております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Commented by Sonnenfleck at 2009-01-03 08:37
>ピースうさぎさん
あけましておめでとうございます。
名古屋のようにひとつの(私はセントラル愛知の熱心な聴き手ではありませんでしたから…)オケにじっくりと向き合うのは難しいかもしれません。当分の間はエコヒイキなしに東京の情報をお伝えできればなあと。名フィル定期へのご出演、陰ながら応援しております。頑張ってくださいね!今年もよろしくお願いいたします!
Commented by Sonnenfleck at 2009-01-03 08:50
>Pilgrimさん
あけましておめでとうございます。
ああ、、なるほど。新国の会員という手もあるんですよねえ。オペラは昨年重点的に取り組みましたが、Pilgrimさんの精緻なレヴューにはいつも感銘を受けます。。今年もレヴュー楽しみにしておりますね。本年もよろしくお願いいたします!
Commented by Sonnenfleck at 2009-01-03 09:16
>まりぬさん
あけましておめでとうございます。
年始からもったいないお言葉をいただいて恐縮です。。ありがとうございます。今年も、性懲りもなく名フィル定期やショスタコーヴィチのお話を中心にコメントを差し上げに伺いますので、その際は構っていただけたら嬉しいです。本年もよろしくお願いいたします!
<< 雪は踊っている バッハ、雑煮、エレーヌ・シュミット。 >>