【2009年1月30日 ナント ホール「リューネブルク」】
<バッハ>
●管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066
●管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068
⇒ベルリン古楽アカデミー
(2009年1月31日/France Musique 生中継)
今回も
「おかか1968」ダイアリーさんのお導きにより。
日本のLFJ「バッハとヨーロッパ」はそろそろプログラムが発表かなというところですが、それに先駆けて本家ナントの「シュッツからバッハへ」の様子が、「France Musique」で完全生中継されてます(異常に豪華なプログラムとアーティストの陣容は
こちら←PDFなのでご注意)。たぶんこの内容が日本公演に平行移動してくるのだろうし、ネタバレになっちまうので一方ではちょっともったいない気もするんですけど、夜更かしして1公演だけ聴いてみたよ!
、、と言っても特別に何か書けるわけではなく(LFJ単位って、放送で追っていると会場で聴くよりもずっと短く感じますね。)。いかにもこの団体らしくストイックでかっちりとした佳演でした。最近たゆたうようなバッハばかり聴いていたようで、硬質な美感が逆に新鮮。
それよりも、すぐに手拍子化しちゃう客席とか、ノイジーだけどしっかり集中して聴いているお客さんたちだとか、会場の外の雑踏だとか、コメンタリーの後ろに流れているスティールドラムの1055とか、あの感じに今さらながらうきうきしちゃいますね。LFJの雰囲気は自分の中で確固たる地位を築きつつあります。解説のフランス人たちもすんげえ楽しそうに会話してるんだけど、固有名詞しか聴き取れなくて悔しい(笑) 早く5月にならないかなあ。