僕が出かけるコンサートにおいて、物凄い高確率でお見かけする方がいます。
その方が発見しやすい容貌をされているというのもあると思うんだけど、それにしてもよくお会いします。先方の興味の対象や趣味が僕と完全に一致しているか、もしくは先方がすべての公演に足を運ぶウルトラコンサートゴアーなのか、それはわからない。ただ、そもそもこのブログを書き始める以前からたびたび遭遇していたし、東京から名古屋に移って、名古屋以西の注目公演でも何度か見かけたし、直近ではハイティンク/シカゴ響とブリュッヘン/新日フィルで2週連続のニアミスになってしまった。席が近いことも多い。 今回はさらに、《天地創造》を聴いたあと新宿のディスクユニオンに立ち寄ったのですが、そこでもバッタリやってしまった。行動パターンまで一緒だ。なんということだ。 でも一度も声を掛けたことはありません。むこうがこちらを認識していない可能性も十分にあって、「よくお会いしますね!」というコメントが謎な雰囲気になってしまうかもしれない。 案外、この文章を読んでいただいているあなたかもしれませんね。狭い世界ですもの。 いつか言葉を交わすことはありますか。
by Sonnenfleck
| 2009-02-10 06:59
| 日記
|
Comments(7)
Commented
by
pfaelzerwein
at 2009-02-10 07:52
x
私も同じような人がいます。モルティエー時代にはザルツブルクの天井桟敷で何時も会っていて、また楽友協会でもあったのでヴィーンの人だと思っていたのですが、今はフランクフルトの定期会員です。一度声をかけようと思うようになると意外に顔を向けてかち合わせることが少ないのです。どうもお互いに歩みを調整して喋らないようにしているかのようです。正直、よい年した熱心な親仁と何時もかち合うのはお互いにご免と思っているに違いないです。
「あんた、白髪が増えて一寸落ち着いた感じになったんだから、平土間に行けよ!」と鏡に向って叫んでいるようなものです。
0
Commented
by
mamebito at 2009-02-10 08:30
私も日本で同じような方がいます。Sonnenfleckさんと私の趣味と「発見しやすい容貌」を重ねると、同じ人を指していたりして。自分も1週間に何度かお目にかかったし、知人の小さなリサイタルにもいらしていたのにはひどく驚いた記憶があります。
同じくお声はかけていません。でも自分が逆の立場で丁寧に声をかけられたら、喜んで笑顔を返すだろうなとも思ったりします。コンサートホールの客席に集う仲間って不思議な関係ですね。
私もいます(^^; 今日も○○のおじさんいるね!とか、△△おじちゃんもいつもの最前列にいたね!なんて勝手に愛称をつけて、連れとの話題にしてしまうほどです。
あ?そういえば、何故か、おじさまが多いですね~(^^;
私も良く合う方がいます。Sonnenfleckさまがおっしゃってる方と同じかな?とも思いますが、ブリュッヘンは6日にお見かけしたので違う方かも・・
snow_dropさんのおっしゃる二人目の方は分かります・・
Commented
by
Sonnenfleck at 2009-02-11 09:38
>pfaelzerweinさん
なんだか素敵な光景に感じますよ。。お互いに気づいているけど踏み込まないという感覚も、平土間の社交ではなくて、純粋に音楽を聴くために集まっている間柄ならありうると思います。
Commented
by
Sonnenfleck at 2009-02-11 09:52
>mamebitoさん
私も逆の立場で声を掛けられたら嬉しいです。しかしやっぱり皆さんそういう方をお持ち(?)なんですね。演奏会会場って開放されきった「私」が横一線に並んで「公」を形成しているというか、ちょっと特殊な状況ですから、開放された「私」に踏み込んでいいのかなあという迷いが強いのです。
Commented
by
Sonnenfleck at 2009-02-11 09:55
>snow_dropさん
>アルチーナさん snow_dropさんの二人目の方は私も知っています。よくお会いするというよりも、本文の表現を使うと「ウルトラコンサートゴアー」の存在に近いんでしょうが。。
|
カテゴリ
はじめに 日記 絵日記 演奏会聴き語り on the air 晴読雨読 展覧会探検隊 精神と時のお買い物 広大な海 ジャンクなんて... 華氏140度 パンケーキ(20) パンケーキ(19) パンケーキ(18) パンケーキ(17) パンケーキ(16→) タグ
日常
クラヲタ
ショスタコーヴィチ
バッハ
旅行
のだめ
散財
モーツァルト
ラ・フォル・ジュルネ
ベートーヴェン
B級グルメ
ノスタルジー
ブリュッヘン
マーラー
演奏会
名フィル
アニメ
ストラヴィンスキー
展覧会
シューベルト
Links
♯Credo
Blue lagoon Blue Moon--monolog DJK Klassik DRACの末裔による徒然の日々 dubrovnik's dream ETUDE Fantsie-Tableaux Langsamer Satz Le Concert de la Loge Olympique minamina日記 mondnacht music diary~クラシック音楽~ Nobumassa Visione preromantique Rakastava SEEDS ON WHITESNOW Signals from Heaven takの音楽 Takuya in Tokyo Valenciennes Traeumereien Vol.2 Wein, Weib und Gesang ○○| XupoakuOu yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 4文字33行 アリスの音楽館 アルチーナのブログ あるYoginiの日常 アレグロ・エネルジコ マ・ノン・トロッポ アレグロ・オルディナリオ あれぐろ昆布漁 いいたい砲台 Grosse Valley Note ウェブラジオでクラシック音楽ライブ 「おかか1968」ダイアリー 音のタイル張り舗道。 オペラの夜 おやぢの部屋2 音楽のある暮らし(そして本も) 音源雑記帖 ガーター亭別館 河童メソッド ギタリスト 鈴木大介のブログ きままにARTSダイアリー ヽ['A`]ノキモメンの生活廃棄物展示場 クラシカル・ウォッチ 古楽ポリフォニックひとりごと 心の運動・胃の運動 コンサート日記 さまよえるクラヲタ人 瞬間の音楽 素敵に生活・・・したい! たんぶーらんの戯言 ディオニュソスの小部屋 ドイツ音楽紀行 弐代目・青い日記帳 爆音!!クラシック突撃隊♪ブログ。 ♪バッハ・カンタータ日記 ~カンタータのある生活~ はろるど ひだまりのお話 ひねくれ者と呼んでくれ 平井洋の音楽旅 ブラッセルの風・それから ぶらぶら、巡り歩き ベルリン中央駅 まめびとの音楽手帳 萌える葦、音楽をするヒト もぐらだってそらをとぶ やくぺん先生うわの空 ユビュ王の晩餐のための音楽 横浜逍遙亭 よし のフィルハーモニーな日々 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010 & オペラとクラシックコンサート通いのblog リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」 りんごの気持ち.blog 六国峠@ドクター円海山の音楽診療室 私たちは20世紀に生まれた * * * CLASSICA Dmitri Dmitriyevich Shostakovich Pippo Classic Guide Public Domain classic WEBぶらあぼ クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~ クラシック・データ資料館 木曽のあばら屋 佐藤卓史公式ウェブサイト 柳の下 artscape ミュージアムカフェ 豊田市美術館 東京都現代美術館 川村記念美術館 * * * 管理人宛のメールはdsch_1906 ◆yahoo.co.jp までどうぞ(◆=@)。 以前の記事
2023年 07月 2022年 07月 2020年 07月 2019年 02月 2019年 01月 2016年 06月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 02月 2014年 11月 more... 検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
|
ファン申請 |
||