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毒の沼地の一丁目:ここが沼地の入口

5/30夜、自室のTV(東芝15型フラットテレビデオ、ブラウン管、2002年製)から異音。ついに壊れた。よく丸8年も無事に駆動し続けた。偉い。
しかし感傷に浸る間もなく。
前々から、アナログ放送の終了、もしくはTVの寿命が尽きたところで、音楽鑑賞もオーディオラックも含めたAV環境を完全に一新しようと思っていたんですよ。いよいよこの時がやってきた。大手術になりそう。

TVのほうはそんなに選択肢があるわけじゃないし、すでに目星もついているので、また別の機会に書きましょうか。今回のエントリでは、本丸の音楽鑑賞システムについて。

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告白しますが、僕の現在の音楽鑑賞の環境というのは、ソニーのCMT-J3MDというミニコンポ(たぶん1998年製)に、オーディオテクニカのATH-A500というヘッドホンをつないだ、たぶんクラヲタの皆さんからはひどくお叱りを受けるようなお手軽セットなんです。
ミニコンポ自体はもう10年以上現役なので愛着も深いものがありますが、静かな余生のために引退してもらい、CDプレイヤーとヘッドホンだけの、新しいシステムを組むことにする。スピーカーも買わないから、普通のアンプも買わない。

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毒の沼地の一丁目:ここが沼地の入口_c0060659_22453929.jpgまずは秋葉原のオーディオショップに行って、STAXを試聴させてもらうことにしました。情報収集の段階から、恐らく自分の聴く音楽に最適なのはSTAXであるとしか思えず。
しかし、おっかない老店長に「こわっぱが生意気じゃ!」とか言われそうで(偏見)、ビクビクしながら入店。オーディオショップってどうしてあんなに入りにくげなのか。メイドさんにビラでも配らせたら。

店員の方に経緯を説明して相談を持ち掛けると、非常に丁寧に応対してくれる(まあそりゃそうだわな)。ラックスマンのすんごい高そうなプレイヤーにSRS-4040Aをつないでくれ、こちらが用意していったCDを掛けさせてくれます。

用意していったのは以下の3枚。こうやって並ぶとまるで違う音だよねえ。
1. ラモー:クラヴサン曲集(AVIE) *ピノック
2. バッハ:アリア集(ARCHIV) *コジェナー
3. ショスタコ:交響曲第13番(DECCA) *ショルティ/CSO
で、結果、どうだったか。次回「二丁目」に続く。
by Sonnenfleck | 2010-06-08 22:46 | 精神と時のお買い物 | Comments(0)
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