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ひと息つくときのセヴラック

c0060659_2032093.jpg今週は非常にでかいヤマを抱えて、四苦八苦しておりました。ロジェヴェン/読響のマンフレッドとか、プレトニョフ+アンスネスの東フィル定期とか、いろいろ考えていた予定は全部パー。とりあえず連休に持ち込まぬために今日一日カンヅメになってなんとかアウトラインは完成です。ふうう。

こんなときはミッシリ詰まった音楽は聴きたくない!適度にすかすかしたやつ…そうだセヴラック!
ラヴェルの左、ドビュッシーの右。ラヴェルがヴィヴィッドすぎるように感じるとき、ドビュッシーがあまりにも素っ気なく思えるとき、そしてなにより自分がぼんやりしたいとき。セヴラックの緩くて温かいロマンは快適です。
南仏生まれで、ダンディとアルベニスの弟子だったセヴラック。彼が残したピアノ曲はどれも描写的でエキゾチックながら、決して心の深淵を覗かせたりしない趣味のよさに貫かれています。《ひなたで水浴びする女たち》の少し粉っぽいコケット、《夾竹桃の下で》に聞こえる、現実感のない静かな喧噪。セヴラックはこれ以上有名にならないでほしいなあ。
by Sonnenfleck | 2005-09-23 21:03 | パンケーキ(20)
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