ちょっと遅れましたが、『のだめカンタービレ』14巻ゲットしました。
(以下ややネタバレ。)
日本での生活を描いた1~9巻が序奏だとすると、10~13巻は
「第1主題・千秋」でしたね。んで14巻はさしずめ
「第2主題・のだめ」への推移部といった感じ。パリ生活の脇を固める個性的な人物たちにスポットライトが当たって、うまいこと肉付けされてましたよ。きっと
佐渡裕をモデルにしたのであろう先輩指揮者・松田の苦闘ぶりもリアルでよかったですが、13巻から続いていたプーランクのOb+Fg+Pfのトリオの練習風景の丁寧な描写は非常に好感が持てましたね(&身につまされた)。ていうかファゴットとバソンの違いなんて意識したことなかったなあ。第2主題はどうやら次の巻で大きく開花しそうです。いい漫画だ。
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FMでタイマー録音したブーレーズ/VPOの《復活》ライヴ。あまりにもきめ細やかで美しく、涙が出ました。たぶんこれをもとにしてCDが発売されると思われますが、乞うご期待です。