最後の一分間に吹き荒れる嵐によって、それまでに築かれてきた三角柱の塔は壊滅的な被害を受けて崩壊。でもこの演奏の場合、崩れて落ちる木材やシャンデリアなんかの破片がひとつひとつ抜群に美しく、しかも崩れながら整然と三拍子を保っていたりするのでたまりません。
そんなわけで今日は
軍艦島のご紹介を。
長崎市の南西に浮ぶ軍艦島。炭鉱の島として栄えたこの島は、鉄筋コンクリートの高層集合住宅が密集して「街」を形成していることで有名であります。1974年の炭鉱閉山とともに島民は全て島を離れ、現在は朽ちるに任せられているらしいのだけど、その「廃墟ぶり」に惹かれる廃墟マニアにとって今や軍艦島は聖地であるらしい。崩落の危険があるため島への立ち入りは禁止されているんですが、それでも上陸を試みる命知らずは後を絶たず。
しかし
こんな写真を見せられたらねえ。。どうしようもなく美しいですよ。自分で行きたいとは思わないけど。