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【アニメ】のだめカンタービレ第6話

【アニメ】のだめカンタービレ第6話_c0060659_6495583.jpg【2007年2月22日(木)26:05~26:35 東海テレビ】

Lesson13(試験の話)をまるまる飛ばして、Lesson14(佐久桜編その1)15(佐久桜編その2)16(シュトレーゼマンSオケ脱退)を連結した駆け足展開の第6話。
今回中心に据えられたコメディ色の強い佐久桜のエピソード、原作第17巻を読んだ後だとまるで別の作品のように見えます。このころは群像劇だったんだなあ。。

スパイスガール!
このコントラバスのエピソードは千秋からの理解・歩み寄り(とデレ)が強く印象付けられる話なのに、3話連結を重視するあまり細かいところがずいぶん端折られて、結局ただ桜を登場させるだけの回になっていたのが残念。彼女は尺のせいでコントラバスへの熱い思いを語らせてもらうこともできず、薄っぺらい造形にしかなってませんが、これでいいのかなあ。
(*桜はドラマ版で出過ぎだったので、その印象が残ってるだけなのかもしれませんが)

共和制崩壊
真澄ちゃんが最後に「ナポレオンが皇帝に即位したのを聞いて、ベートーヴェンは献呈を取り消したのよ…」と呟きます。これは原作にはないけど脚本GJな付け足し。

今週のクラヲタポイント
・「打倒Aオケ!」を叫ぶ際、《千人》が流れましたが(ついに3週連続)、だんだんドラマ版のようなBGMの垂れ流しに近づいていってるような気がしないでもない。ああいう訴求力の強い曲は、乱用すると安易な雰囲気になりますぜ。
・コントラバスの駒付近の立体感とか、佐久父が所有する「いわゆる高そうなヴァイオリン」の微妙なニスの色とか、拘ってるなあと。ティンパニも初登場時に比べてずいぶん持ち直したと思います。でもそろそろ静止画じゃない指揮が見たいよう。
by Sonnenfleck | 2007-03-01 06:51 | on the air | Comments(0)
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