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執事の名前はセバスチャンがいいです。

執事の名前はセバスチャンがいいです。_c0060659_74065.jpg「THE PREMIUM CALPIS」らしい。
見てのとおり細い容器、なんと容量は缶と同じ350ミリリットルなのに、値段は158円(税込み)となかなか攻めてきます。
カルピスの創業90周年を記念して発売された限定製品とのことで、コンビニ棚の「限定」マークに弱い僕は今回もばっちり購入。乗せられている。。
一口含むと、まずは飲むヨーグルトのような濃厚な舌触りが脳ミソに伝わり、ついで人を堕落させそうなかなりの甘みが来て(「甘さ」ではダメ、これは「甘み」)、最後に丸っこい酸味が鼻に抜ける。確かに値段相応の味であります。この前のマンゴーよりさらにプレミアム。こう、日傘のお嬢さんと執事の幻影が眼前に現れる、そんな貧弱な想像力ですが。

対抗して「THE POPULAR CALPIS」を売り出しましょう。コンセプトは「田舎のおばあちゃんが作ってくれたあの薄味」。500ミリリットル98円(税込み)。売れないや。
by Sonnenfleck | 2007-08-17 07:09 | ジャンクなんて... | Comments(6)
Commented by nobumassa at 2007-08-18 21:30
こんばんは。執事、セバスチャンの名前で飛んできました。
親戚の家のお墓参り、お寺のぼうもりさんから
出される薄い味のカルピスを思い出しました。
こちらのプレミアムはまだ飲んでおりません。
今度、コンビニで試してみます。
Commented by 通りすがりのアーデルハイド at 2007-08-18 23:30 x
こんばんは。記事に触発されて本日早速かいもとめ、セバスチャンに乾杯して美味しく頂きました。もちろんペーターと半分ずつです。あぁおいしかった。
Commented by Sonnenfleck at 2007-08-19 09:47
>nobumassaさん
記憶に残っているカルピスってなぜか薄いし、薄いカルピスはなぜか夏らしいノスタルジーをかきたてますね。。そういう意味で濃いカルピスは異様な体験と書いてしまっても過言じゃないのであります。
Commented by Sonnenfleck at 2007-08-19 09:52
>通りすがりのアーデルハイドさん
執事の名前に(ジョンやボブではなく)セバスチャンをイメージしてしまうのは、たぶんハイジの影響なんですよねー。このプレミアムカルピスは街の邸宅でしか手に入らない贅沢品という感じでしょうか。
Commented by iustitia at 2009-04-06 03:01 x
今日から、「カルピス」1953年復刻版というのが発売されるそうです。

ところで、セバスチャンといえば、イーヴリン・ウォーの名作"Brideshead Revisited"を思い浮かべますが、昨年これが映画化され、つい先月、国内でもDVD化されました。『情愛と友情』という邦題と「僕はあの夏、美しい青年に愛された。」というキャッチコピーはどうにかならないものかと思いますが(苦笑)
ちなみに、吉田健一訳では『ブライヅヘッドふたたび』、岩波文庫の小野寺健訳では『回想のブライズヘッド』となっています。
Commented by Sonnenfleck at 2009-04-06 22:51
>iustitiaさん
B級ドリンクも復古主義ですか。少ないリスクで儲かりますものねきっと。最近ジャンクドリンクはお休みが続いてるので、そろそろ試してみましょうかね。
『ブライヅヘッドふたたび』に一票!
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