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目白バロ←遠きにありて思ふもの。

c0060659_6474847.jpgいつもお世話になってるブログの皆さんが(ホントに「皆さん」が!)、日曜日の午後に立教大学へ集結されて、ガッティのリサイタルを聴いていらしたようで。。率直に言って大変悔しいであります。僕の趣味嗜好から言えば、ラフォルよりもこっちを優先させるべきだったのではないか…。

そんなわけで昨夜はひとりバ・ロック。詮無し詮無し。
ご多分に漏れず、初ガッティはこのCD「L'ARTE DEL VIOLINO IN ITALIA 17 e 18 SECOLO VOL.1」。これを手に入れたのはずいぶん前のことでしたが、ここに収録されている17世紀の作品というのはこちらの侵入を易々とは許さないために、いつまでも新鮮なまま僕の前にいてくれます。
ガッティの「フルーティー(マルC kimataさん)」な音はここですでに開陳されていて、若くて実の引き締まった林檎をしゃくしゃくと齧るようなあの生理的な快感は、他のバロック・ヴァイオリニストからは感じられない要素なんですよねー。
カルミニョーラなんか肌触りは一見似ているけど、彼の音は繊維質ではなくたんぱく質な何かであり、これは果物の瑞々しさと肉の瑞々しさの違いなのかなと思う。このやり方で例えると、ポッジャーは植物性たんぱく質的な安心感があるし、マンゼときたら…彼は超高級ビタミン剤だろうか…)。

いみじくもmarutaさん、そしてさわやか革命さんが触れておられるとおり、このCDには例の「生きながら伝説になったコレッリ」とは趣きの異なる、ガッティ好みの佳品が(控えめに)置いてあるだけ。どれも親しみやすい曲ばかりかというとそんなこともないのだけど(千変万化するウッチェッリーニの表情には困ってしまう)、昨日の夜はメアッリ《ラ・カステッラ》が胸に沁みました。こうやって上に立ち昇っていくような旋律はガッティの十八番。。
by Sonnenfleck | 2007-06-07 06:48 | パンケーキ(17)